居抜き店舗 とは
今営業しているお店を閉店する時、または新しくお店を借りる時、よく聞く言葉
「居抜き」または「居抜き店舗」。ここれは業界用語でもある「居抜き店舗」について、初心者でも中級者でも理解できるように解説をしています。
まとめ―Summary―
居抜き店舗は、
- 前テナントの造作がついたままで、すぐに営業できる状態で貸出もしくは売買されている
- 内装工事のコストが下げられ、開店までのスピードが早い
ここでは店サポで紹介している「居抜き店舗」の記事を目次形式で紹介します。
この記事は居抜き店舗に強い業者が経験に基づきまとめました。
居抜き店舗で飲食店を始めたい方が学ぶのに最適な記事を目指し、日々改善し続けます。
Contents
居抜き店舗 とは
居抜き物件を借りると開店での手間と費用を大幅に削減できるとは本当なのか？
この記事は、居抜き物件や居抜き店舗について知りたい方むけに、「居抜きコンテンツ」へのリンクをまとめました。
それでは「居抜き店舗とは何のことか？」から。
居抜き店舗とは、以前のテナントが利用していたままの状態の物件です。
代表的な「ままの状態」は、
- 飲食店などテナント利用していたままの状態
- 電気や空調設備がそのままの状態
- 間仕切りやレイアウトや内装造作がそのままの状態
- カウンターやテーブルや家具など以前のテナントが利用したままの状態
つまり、すぐに営業できる状態で貸出もしくは売買される不動産物件を意味します。
飲食店を開業するのであれば、原状回復をした物件より居抜き店舗の方があらゆる面で魅力的です。
ここでは、居抜き店舗について店サポの記事と関連づけて紹介していきます。
居抜き店舗の特徴
現在、流通している居抜き店舗の物件は、居酒屋、レストラン、カフェなど飲食店が多く、ヘアサロンやクリニックなどの商業物件も出回り始めています。
居抜き店舗の特徴は、「1 居抜き店舗とは」にある通り、前テナントが利用していた造作・設備・什器などがついたままで、すぐに営業できる状態で貸出もしくは売買されていることです。
店サポで紹介している居抜き店舗の情報を、今すぐ知りたい方は次のリンクで該当ページをご覧ください。
居抜き店舗のメリット
居抜き店舗のメリットは、ずばり「すぐに飲食店が開業できる」ということです。
ふつう、飲食店をオープンするときの流れは、おおわく次の通りです。
①物件を探して
②物件を内見して
③物件を契約して
④内装工事をして
⑤お店を開店
飲食店の場合、居抜き店舗であれば、④の内装工事をほとんどすることがなく、そのまま開業できます。
コスト面だけではなく、開店までのスピードが早いということもメリットです。
居抜き店舗が出回る背景
もともと、店舗物件などの事業用不動産の賃貸では原状回復義務があり、工事でスケルトンに戻して返すことがあたりまえでした。
ところが、いったんスケルトンになってしまった物件は、設備や造作にお金がかかるという理由から、一等地以外は空室期間が長くなるようになりました。
そこで、初期投資が抑えられる居抜き物件が登場し、すぐに借手が見つかる手法として注目されることとなったのです。賃貸借契約にある原状回復義務は、次のテナントに引き継がれますので、大家さんにとっても安心です。
ここでは店サポで紹介している「居抜き店舗」の記事を目次形式で紹介します。
居抜き店舗 入門編から
飲食店で独立、開業を考えている方にとって、初期投資が少なく、工事にかかる時間が短縮できることで開業準備期間が短くて済む居抜き店舗は絶好の物件です。しかし、簡単、すぐに始められるからといっても、最低限必要な準備と開店に向けての心構えがあります。
ネット上に並ぶ 飲食店舗居抜き物件の見方、不動産業者の選び方について
居抜き店舗のケーススタディ
居抜き店舗についての基礎知識が身についたら、次はご自身が目指す業種やスタイルとの親和性を物件ごとに確かめる必要があります。
また、開店する場所により手続きが異なることを知り、開店後に必要となる手続きは事前に確かめておきましょう。
脱サラ ・ 独立 ・ 開業 に向けた、タイプ別居抜き物件の見分け方
居抜き店舗を造作譲渡する
居抜き店舗で一番トラブルが起きやすいのが、店舗不動産に付随する内装や設備などの資産譲渡や売買です。一般的に造作譲渡と呼ばれることが多いようですが、言葉の意味や譲渡、売買の基本ルールをしっかり勉強してください。
何も知らないと悪徳業者の餌食になりかねません。
飲食店舗「譲渡」と「売買」の違いとは？ 名称が異なる契約の謎
誰も書かなかった飲食店売却時（造作譲渡料）に支払う仲介者への手数料とは
居抜き店舗の造作・設備を利用する場合
居抜き店舗なら手軽に飲食店を始められるといっても、最低限手直しや改造すべきポイントがあり、内装や造作を改造するうえでも最低限知っておきたいことがあります。
何も知らないで買ってしまうと、後で設備工事に費用がかさむ可能性があります。
居抜き店舗で閉店する場合
「開店前から閉店に関する知識なんて必要ない」と言う方が多いのですが、居抜き店舗を契約する際に、この知識がないと不利な契約を結ばされる可能性があり、実際にそのときをむかえてから後悔をする方が数多くいらっしゃいます。
居抜き店舗を賃貸する場合
居抜き店舗のサブリースという契約形態、本当の大家さんではなく、大家さんに代わって不動産にまつわる面倒をキチンと見てくれる存在。
残念ながら、まちがった理解をしている不動産会社や大家さんも多いため、最初に先入観なく覚えておいて欲しい内容です。
2017年12月07日記事追加
居抜き店舗を利用するまえに知っておきたい飲食店情報
飲食店店舗を利用するまえに、そもそも飲食店に関する知っておいて損はない情報をご紹介いたします。
居抜き店舗で「もしも」の時…
居抜き店舗で営業を初めた時「もしも」がたくさんでてきます。
水漏れ、害虫、地震…… ここでは「もしも」の時に役立つ居抜き店舗情報をご紹介します。
2018年6月26日記事追加
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