飲食店 台風、水害に備える保険はこれだ!

飲食店 台風、水害に備える保険はこれだ!

昨年は台風がもたらした大雨により北海道の農作物が壊滅的な被害を受けました。その影響は今も続いておりジャガイモが例年になく不足しています。素人考えで、それなら輸入すればいいじゃないかと思うのですが、輸入は病害虫を防ぐために厳しく制限されているようです。今年は九州が大雨により甚大な被害に晒されています。昨年の地震が九州南部を中心としていましたが、今年は北九州で雨による被害が広がっています。心からお見舞い申し上げる次第です。

さて、ゲリラ豪雨と呼ばれるようになって久しい首都圏もいつ何時同様の被害に遭遇するかわかりません。豪雨や台風の風はテレビのなかだけのものではなく明日は現実となる可能性が高まっています。例えば、日本のビジネス街を代表する大手町、丸の内。何年も前にゲリラ豪雨による一部の浸水被害がありあることが囁かれ始めました。1時間に100ミリの豪雨が降ると皇居のお堀は溢れ、大手町周辺の排水機能は追いつかなくなり大手町、丸の内は水浸しになり機能を失うというのです。今急ピッチで排水機能アップの計画が進行しています。

一般住宅やマンションとは違い飲食店は個人であっても事業所です。これから本格的な台風や大雨のシーズンに入る前に保険の対策をしておかれるべきでしょう。

飲食店 台風でも集客、売上UPにできるお店とは

水害でも台風でも基本は火災保険

これからお話しする保険のおおもとは火災保険です。日本の保険の特徴でもあるのですが、火災保険に目的に合わせたオプションを組み合わせてゆき様々なリスクに対応するというのが今回の保険です。もう一度言いますが、火災と名がついている保険ですが、台風、豪雨など自然災害に起因する洪水や高潮等の被害が補償対象となります。同じ水害でも人災による水漏れは対象外となります。(それはそれで別の保険がカバーしてくれます。)

保険の整理(保険は大きく2つのタイプ)

台風や水害を想定した保険でも実は2つのタイプがあります。一つは、自分が被災した場合に補償してくれる保険(財物損害)ともう一つは台風や水害で第三者に迷惑をかけた場合の保険(賠償責任)です。

さて、飲食店舗で台風の風により壁に取り付けてあった看板が飛ばされてしまった、店先に置いてあった置き看板が風で倒れて破損したといったものから、逆に飛ばされてきた物体(隣の屋根とか看板等)によりお店の窓が割れたり外壁の一部が破損したなども補償してくれます。都内でも以前は目黒川や神田川が増水して溢れ飲食店に浸水する事態が発生していましたがそのような場合でも補償が受けられます。住宅保険の場合でそういった水害に対し火災保険の補償額の70%を上限にした内容の保険がありますが、事業用で開発されているタイプの火災保険は100%補償してくれるタイプが出ています。よく比較なさってください。

もし、土地、建物を所有されている飲食店の場合ですと降りかかる災害の補償も心配ですが、ご自身の建物や看板が飛ばされたり落下したことで通行人や隣地の方など第三者に損害を与えてしまった場合の補償も気になるところです。これは別のオプションをつけないとお金が下りません。そのオプションとなる保険とは、「賠償責任等補償特約」(以下賠償特約)といいます。この特約を付けるメリットは他にもあります。先程自然災害以外の人災による水害は補償されないと言いましたが、この賠償特約を火災保険にオプションとして付けておけば、漏水補償がついてきますので人災による水害も補償されます。

【そこが知りたかった】飲食店に必要な 火災保険 とは

飲食店に必要なオプション

水害に遭遇し店内が水浸しになった結果、店内の厨房機器や店内の什器備品などを処分つまり廃棄しなければならない場合があります。そのような場合は財物損害補償により廃棄代は補償されます。但し新品を購入する金額までは出ないのでお気を付けください。もしそうなれば飲食店は一時的に休業しなければならなくなります。そのような時に備えて「休業損害補償」というオプションがあります。これは飲食店の売上の補償、補てんではなく、お店を継続する為に必要な費用を支払ってくれます。例えば、復旧までの期間を別の場所で仮店舗を出した際の費用や営業再開後の広告宣伝費用などを補てんしてくれます。

また、自分の過失により火を出してしまった際に建物所有者に対し補償をしてくれる「借家人賠償責任特約」なども必要です。ご自身が入るそもそもの火災保険とは、自分の財産に限り補償するもので第三者の財産まで補償してくれません。大家さんに迷惑をかけない為にも必ず入っておきたいオプションです。

最後に一つ食中毒に対するオプションもあります。保険用語的には「生産物補償」となります。この保険は唯一食中毒かどうか疑わしい段階でも補償をしてくれるもので、御見舞金や病院の補償など一度に大勢の人が罹患することもあり早い対応が求められるからです。あわせて飲食店では対応の遅さがお店の存亡を左右しかねないからです。(風評被害)仮に訴訟に発展する際でも裁判費用まで見てくれます。飲食店である以上一番リスクの高いところです起こしてしまってから後悔するのではなくて事前に担保しておきましょう。

【具体例で見る】 飲食店 が 食中毒 に備えるべき保険とは

飲食店などの事業所に拘わる保険は、一般の住宅保険などと違い、建物の構造、広さ、そして支払補償額によって掛金が異なります。元々が火災保険ですのでコンクリート造より木造の方が高くなります。営業面積が広くなればその分高くなりますし当然支払補償金額が高額になればなるほど掛金も上がります。またオプションが増えればその分掛金も増しますが、今回紹介した保険は年間にすれば10万円近いものですが月々にすれば数千円程度です。ことが起こってから後悔しないように別のところを少々切り詰めてでも検討されることをお薦めします。

そこが知りたい 飲食店の保険料はいくら

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