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まだ間に合う9月に売上げアップを目指す飲食店の経営戦略

飲食店-9月-売上

Photo credit: rc! on VisualHunt

1年のなかでもお盆休みや家族旅行の出費で飲食店の売上げが落ちると言われる8月。コロナウイルス感染の第7波に見舞われたこともあり大変な時期となりました。

9月に入ったあたりから感染のピークは過ぎ早いペースで感染者数も減り始めています。また、後手に回っていた観光客の制限も10月前には撤廃となりそうです。

飲食店としては、9月には8月の落ち込み分を回収したいものです。今回は、9月に向けて既に準備されている飲食店をヒントに売上アップにつながる対策を考えて見たいと思います。

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キーワード

やみくもに9月は頑張るぞと張り切っても始まりません。まずは対策をたてるところからスタートです。9月を表すキーワードがいくつもあります。

その他に中秋の名月、秋の長夜、読書の秋、食欲の秋など思いつくのですが、まずは3つのキーワードに沿って考えたいと思います。

  • 秋の味覚
  • シルバーウイーク
  • 敬老の日

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秋の味覚

8月の末にデパートに行くと既にアパレルは秋冬ものをディスプレイし販売しています。これは季節の先取りです。同様に飲食業界でも季節の先取りがスタートします。大手ファミレスチェーンは9月入ると秋の新作メニューをスタートさせます。まさに秋の味覚フェアです。コンビニでは8月におでんが売れると定番になっていますが、飲食店では、今一つ売れ筋になっていないようです。なぜでしょう?間違いなく飲食店のアピールが弱いことがあげられます。

季節を先取りしたメニューや秋の新作メニューと銘打って店頭やランチ時にアピールすることでお客様も行ってみようという気になります。また、昨今のトレンドですが、産地にこだわった食材だけでも集客力は十分発揮できます。三陸沖のサンマと書くのではなく気仙沼産だとか根室花咲産と書く方がよりイメージしやすくキャッチになるはずです。まずは食材探しに産地選びから始めましょう。

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シルバーウイーク

令和4年の9月は3連休が続けて2週も続くシルバーウイークが始まります。中3日休めば、9連休です。お盆休みをここに持ってくる方も最近は多く、飲食店も知恵と工夫で集客の時期です。

実は日経ビジネス誌でも特集があったように、コロナ感染予防による営業時短要請金が終わり、8月から閉店ラッシュを迎えるのではないかとの特集でした。

足元の飲食店に伺うと、その逆のお話が聞こえてきます。コロナで旅行を控えた8月は近くの飲食店を利用する方(宅配を含む)が増えたそうです。チョット前に流行った巣ごもり景気のような状態だったようです。

在宅勤務や夏休みお子さんがずっと家にいらしたご家庭は、冷凍食品や宅配ピザ、ファミレスに飽きているようです。そこで、季節を先取りするメニューやご家庭ではなかなか味も手間もかけられないメニューでランチから夜まで利用いただけるような工夫がきっと響きます。

連休だからではなく、連休こそこの9月は稼ぎ時なのです。

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敬老の日

お年寄りを敬い労わる日は次のような規定がされています。

「多年にわたり社会につくしてきた老人を敬愛し、長寿を祝う」ことを趣旨としている。 同様の趣旨の記念日として、老人福祉法によって定められた日

これまで子供たちや孫たちがその日ばかりは、肩を揉んだり、大好きな手料理を振る舞ったりというのが相場でした。昨今老人と呼ばれるシニアの世代は寿命も延び70歳前後でも元気な方が多いなかで、おじいちゃん、おばあちゃんが孫の為にお金を使い食事に招待することが増えているそうです。

この手の役割は長らくファミリーレストランが果たしてきたのですが、このところ一般化してしまい子供たちも喜ばなくなってきています。そこで、敬老の日にちなんだメニューで三世代楽しんでもらえるようなコースメニューを考えて見てはいかがでしょうか。宣伝も時間のあるシニアの皆さん向けに、じっくり見ていると言われている新聞の折り込み広告が効果的です。エリアを絞って、新聞配達所にチラシを持ち込めば数万円で配ってくれます。

昼の部と夕方からの部の2部制にすれば利益は十分出るはずです。また子供たち向けにちょっとしたサプライズがあればシニアの皆さんにも喜ばれますし、きっとリピーターになって下さいます。住宅地に近い飲食店であれば土曜日や日曜の夕方来られる貴重なリピーター客となるでしょう。

~まとめ~

台風の通過後、北にある冷たい高気圧が本州の関東近くまで覆ってくれば、早い秋の訪れを告げるとなるでしょう。そうなれば、残暑の無いカラッとした秋の到来ということになります。台風一過の途端一気に秋モード突入という年も十分あります。温かい鍋、温かいお酒が心地よく感じられること間違いありません。新メニューと共に今週末から衣替えで季節を先取りしましょう。

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