繁盛店は知っている 飲食店 は「 母の日 」で稼ぐ

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繁盛店は知っている 飲食店 は「 母の日 」で稼ぐ

ゴールデンウィークが終わった5月の第2日曜日は 母の日 です。 母の日 と言えばカーネーションなどの花を送るのが定番です。

生花店大手の日比谷花壇のHPを覗いてみると、 母の日 までの1ヶ月半で年間売り上げの3分の1を稼ぐそうです。年商200億円前後ですから実に70億円弱もの金額にのぼります。駅でよく見かける青山フラワーマーケットも同じような状況とのことです。

ところがここ数年、新しい傾向が出始めているようです。今回は 母の日 というイベントと飲食店との新しい関係が出来つつある流れを知って、新しい集客宣伝に利用していただこうと思います。

飲食店 繁盛する店は始めている 儲かる ゴールデンウィーク の仕掛け

データで見る 母の日

あるアンケートによると、 母の日 に何かプレゼントを贈ることを決めている人は56%に上るそうです。さて、ここで言う母の定義ですが、9割近くの方がご自身の母親を指しています。以下義理の母が4割で続き、男性からは奥様をあげる方もいらっしゃいます。

この中身を詳しく見ると、 母の日 が日ごろお世話になっている女性への感謝の日ととらえているようです。故に、既にご自身の母親が他界されていている場合など感謝の対象が奥様ということになるようです。

 母の日 の贈り物の予算

3,000円未満       ・・・ 37%

3,000~5,000円未満 ・・・ 48%

実に85%の方が予算を5,000円未満と考えています。

何を贈りますか(贈り手の希望)

カーネーション  ・・・ 31%

ケーキ・お菓子  ・・・ 26%

花・観葉植物   ・・・ 24%

これに対しもらい手であるお母さんの希望はどうでしょうか?

レストランで食事 ・・・ 27%

ケーキ・お菓子  ・・・ 26%

カーネーション  ・・・ 17%

いかがですか?送り手ともらい手の気持ちに微妙なずれがあります。ここで注目してほしいのはお母さんが食事を一番に希望していることです。

母親 世代別贈って欲しいものランキング

30代~40代

1位 手紙・メッセージカード

2位 いっしょに外食

3位 いっしょに旅行

50代~60代

1位 いっしょに外食

2位 いっしょに旅行

3位 洋服・小物

母の日に送られたいものの傾向が如実に出てきました。

Twitterにみる 母の日 ワードの変化

母の日 のプレゼントについてワード数の推移を調べた結果が出ています。以下の通りです。

1位 「花」

2位 「ご飯」

3位 「手紙」

数年前までは、「バッグ」、「ケーキ」といった「モノ消費系」の言葉が並んでいましたが、最近では「ご飯」「手紙」といった「コト消費系」の言葉に置き換わってきています。

この傾向の裏には、送り手の育ってきた背景が影響しているようです。小さいころからクリスマスやお正月は家族そろって家で過ごすことが当たり前だったことが、大人になり 母の日 の送り手になったことで生まれてきたようです。

また、2011年の大震災以降、コト消費の傾向が加速したと言われています。記念日を大事にし、家族や親しい人同士間でより感動を与えられるものを大事にする傾向が益々強くなっています。

飲食店舗の取り組み

食べログを使ってある実験をしてみました。

「 東京都 母の日 」と二つの言葉を入力してみます。結果は、630件の飲食店がヒットします。

今度は「 東京都 クリスマス 」と入力します。結果は、7443件でした。

母の日 の需要があるにも拘わらず飲食店舗の取り組みは10分の1しかないことが分かります。まだまだ少ないと言えるでしょう。逆に言えば各店舗がこぞって 母の日 プランを展開すればお店には予約が入ることは想像に難くないでしょう。

なぜって?さっきのお母さんの送ってもらいたいランキグをもう一度ご覧ください。

1位、2位は飲食店そのものです。最後に記念の写真とお店からカーネーションのプレゼントをつければ完ぺきではありませんか。

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 母の日 の行方

ある生命保険会社の調べで、 母の日 の経済効果は2380億円との試算が出ています。

これまでカーネーションやモノのプレゼントに大半が消費されていましたが、急激にコト消費にシフトしていることが分かりました。今後もこの流れは変わらないでしょう。

そのコト消費ですが、クリスマスやお正月が家族で過ごすのに比べ、 母の日 は同じコト消費でもお母さん一人の為に家族それぞれが感謝を示すものだけに、外での食事など多少のわがままも十分通ります。

さらに興味深いデータが出ています。子供さんやご主人、別々に 母の日 をお祝いしてあげたいと考えている人が実に50%を超えているのです。

感謝を受けるお母さんは5月の第二日曜日の前後に何度も食事に出かけることになるかもしれません。そうともなれば、和食にフレンチにイタリアンと選び放題です。つまり、どの飲食店にとっても一日で終わるクリスマスやバレンタインデーと違いゴールデンウィークあたりから長く続くイベントになって行きそうです。

このチャンスを生かさない手はないでしょう。

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