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閉店する マクドナルド 店舗
2015年春、日本 マクドナルド は都心で130店舗閉鎖すると発表しました。皆さんの周りでも馴染みの店が次々と姿を消しています。
さみしい反面、次は何になるんだろうと気になるところでしょう。今回は、閉店をする マクドナルド 店舗で水面下の争奪戦が行われているという情報を聞きつけ、その理由を検証してみたいと思います。
マクドナルド の立地のメリット
渋谷の丸井の1階をはじめ閉店した店舗がある場所は、超1等地もあればそこそこの場所もあります。80年代から90年代にかけて拡大路線をひた走ったマックは、都内の1階物件に片っ端から申し込みを入れ一旦押さえたうえで出店を吟味したといわれています。
同じ一等地でも、人の流れを見て通りのどちら側がいいのか判断したそうです。後発の飲食店ナショナルチェーンは、マックと吉野家の間に出店すると公言している会社さえあります。それだけ飲食店にとっては間違いのない場所ばかりなのです。
マクドナルド 店舗 居抜き のメリット
私の友人は、マクドナルドでアルバイトをしていました。但し昼間ではなく夜中の2時ぐらいの話です。マックでは夜中に清掃と調理器具のメンテナンスを毎日欠かさず行っているため、厨房内は清潔に保たれコールドテーブルやフリーザーなど、常に良好な状態が維持されています。
各社はそこに目をつけてそのまま譲り受けようともくろんでいます。
つまり「 居抜き 」です。日本の賃貸借契約はほとんど「原状回復義務」といって内装や厨房設備、エアコンに至るまですべてを撤去して出ていく(スケルトン状態と言います)ことを条件に結ばれています。
しかしながら昨今は、それらを一から作るコストがかさむ為スケルトン状態の物件が敬遠されることも増えてきています。新たに借りるテナントはコスト削減が出来、貸す方もすぐに次のテナントが付きやすく、出店コストが抑えられる分多少の値上げも見込めるとあって、この「 居抜き 」は定着した感があります。
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次はどんなお店が出店しそう?
ハンバーガー店の閉店で、厨房設備も全てハンバーガーを調理するために作られているわけですから 居抜き でその店舗を買うメリットが一番あるのはもちろんハンバーガー店です。
噂によるとバーガーキングを筆頭にモスバガー、ロッテリアあたりで綱引きが行われているとの噂です。カウンターを挟んで比較的広い厨房スペースは、少々狭くして客席を増やすことも簡単で、テイクアウトとイートインを併設したピザ店やフライドチキン、立ち食いステーキ店なんでもOKです。
食事をする店内はさすがに作り変えてしまうでしょうが、もし客席から厨房が見えるようだと床のタイルが見慣れた茶色い四角いタイルが敷き詰められているかもしれません。