魅力的な まかない料理 で従業員もお客さまも満足~繁盛店の法則~

魅力的な まかない料理 で従業員もお客さまも満足~繁盛店の法則~

飲食店でアルバイトをする学生にとってまかない料理の有無はお店を選ぶ重要な要素です。通常、時給重視だったり住まいからの通いやすさ、社会保険を完備しているかも重要でそれら全てを満たすところでなければと希望は尽きません。

やはり働くことでアルバイト代が貰え、尚且つ一食分お金が浮くことを考えると、時給換算で1時間とまではいきませんが50分前後は余分にはたらいとことと同じです。

昨今そんな位置づけの飲食店まかない料理、捉え方次第では人材不足にお店のアピールにと強力なコンテンツになりうる商品です。

今回は、このまかない料理にスポットをあて考え方を整理しながら、飲食店の内向き、外向きに分けて考えたいと思います。

まかない料理を定番メニューにした飲食店

以前大手アルバイト求人誌が主催したフードフェスがありました。メインは有名店、人気店のまかないご飯ばかりを集めたものでした。当時非常に話題になったのを覚えています。

さて、中身をチョットみてみましょう。

タイ料理の炒めご飯ガパオライスにグリーンカレーをかけた丼。これはある有名エスニックカフェのまかない料理です。パスタの定番ペペロンチーノに釜上げシラスをのせたまかないを出したのは有名オーガニックレストランです。またパンケーキで有名なお店はそのパンケーキをハンバーガーのバンズに見立ててロコモコパンケーキバーガーを出していました。

これらの有名店、人気店に共通していることは、人気の定番料理に一工夫加えたところであり、作り手がこれとこれを合わせればきっとおいしくなるだろうと思い描くイマジネーションを持っていたと言うことです。

飲食店 出来るホールスタッフは 「まかない」 で鍛えられる

まかない料理で人材不足解消

大学生や高校生をアルバイトとして雇用されている飲食店は多いと思います。大学や専門学校が近くにある飲食店などは店先にアルバイト募集の紙を貼るだけですぐに決まると言われていましたが、このご時世では以前のようにはいかないようです。とは言え10坪、15坪といった飲食店ではアルバイト求人誌への掲載料もバカになりません。極力少ないコストで済ませたいものです。そこで掲載コメントで一工夫です。今回取り上げたまかない料理があるかないかで言えば「あり」という表示だけで終わりですが、イタリアで修業したシェフの造る絶品まかない付きだとか肉や魚介類などブランド名や産地名をつけたまかないなどネーミングで誘うことがここのポイントです。

ある大学生が語ってくれたのですが、アルバイトでプラスαの経験が出来るというのが今の学生には響くようです。例えば、家庭教師とBarのアルバイトどちらを取りますかという選択で、その学生が時給の高い家庭教師を断りBarでのバイトを選んだのです。理由はこうです。そのBarは外人の比率が高く英語のスキルが求められるのですが、自らの英語力アップの為に一石二鳥のバイトだと考えたそうです。

同じようなことが飲食店でも可能です。料理の手ほどきを受けたい一人暮らしの学生は多いものです。まかない料理が美味しく食べられる以外に料理の手ほどきが受けられるとなれば学生ならずとも応募したくなります。ましてや、まかない料理を定番メニューに加えるかどうかのジャッジも任されるとなればますます定着率は上がります。人材確保に向けたまかない料理のあり方はアイデア次第で大きなアドバンテージになりそうです。

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まかない料理で売上アップ、繁盛店へ

前段のフードフェスにもありましたが、まかないは定番料理にひとひねり加えた料理です。このポイントを読み砕くと以下の通りになります。

  • 材料の共通化が可能
  • 無駄になりそうな食材とのマッチング
  • 予めお客様の反響が読める

まかないですから特別なものを使用するわけではありません。まかない料理を造るにせよメニューとしてお出しするにせよ材料の仕入れは今まで通りで数量の調整をするだけです。定番料理と共通しているだけに無駄が出にくい材料です。

逆にプラスαの食材などは、別の料理に使用する食材です。オーダーの入り具合では無駄になりそうなものがマッチングの相方となります。残念ながら廃棄せざるを得ない食材が有効活用できます。先程のペペロンチーノにのせたシラスなどは傷みが早く正にその類の食材です。

まかない料理は店内での評価に基づきメニューとして出される為ある程度反響は予想出来ます。ガパオライスとグリーンカレーの組み合わせなど、どちらも単品で十分美味しいもので尚且つ別々のメニュー化されたものを組み合わせるのですからお店にとってはコストを掛けずに人気メニューを作り出したことになります。

少しまかない料理からは外れますが、まかないと似た発想でメニューを増やしているお店があります。牛丼店、パスタ専門店などが似た発想をしてお客様をつかまえています。例えば牛丼店では、単品の牛丼に日替わりトッピングをすることで毎日飽きさせずに食べて頂く工夫をしています。パスタ専門店では、ミートソースをベースに、ベーコン、生ハムなどのトッピングに加え、ハンバーグ、目玉焼きなどロコモコ風のものまでバリエーションを増やすお店等を見かけます。この二つに共通する発想は、特別な食材や作り方を用いることなくメニューを増やし、味も飽きさせないという工夫です。

最後に、まかない料理のベースとなる定番料理が強ければ強いほど(人気であればあるほど)このプラスαのまかない料理は威力を発揮します。決して人気のない料理同士の弱者連合ではないと言うことです。そうと分かれば後は日々組み合わせあるのみです。

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