繁盛する飲食店は気温と天気に敏感なのです

気温と天気に敏感な飲食店は繁盛します

例えば「鍋」、冬の食べ物でしょうか?
この常識があなたのお店の儲けるチャンスを逃しています。鍋は冬の食べ物ではなく、寒い時の食べ物です。

大雨が降るのなら、大雨で困らないサービスを。
台風なら台風に向けたおもてなしを。

気温と天気に敏感な飲食店は繁盛するのです。

繁盛する飲食店は気温と天気に敏感だから

10月の気温としては60年ぶりの寒さとなった東京、つい先日までクールビズでシャツ姿だったビジネスマンも皆ジャケット姿に早変わりです。もう秋を通り越して冬のいでたちになっています。

夏の暑い盛りには会社帰りにジョッキでビールという方も、気温とともに熱燗にシフトしているのではないでしょうか。

もちろんですが、お酒の種類が変われば一緒に食べる料理の種類も変わってきますし、秋から冬にかけて食材も豊富になり料理のバリエーションが増えるタイミング。今日は酒の肴に何を食べようか考えながらお店に行く楽しみが増します。

ここからは季節のトレンドの捉え方について考えて見みましょう。

気温と飲み物の関係

気温と飲み物の関係を調査したアンケート。
これはお酒ではなくコーヒーを使っての調査ですが興味深い結果になっています。
まずコーヒーを飲む人の中からアイスコーヒーとホットコーヒーの両方を飲む方
その方に気温が何度だったらどちらを飲むのか聞いたところ、アイスとホットの境目は「22.5℃」という結果。
意外と高いと見るか意外と低いと見るかこちらも意見が分かれるところです。

この関係をもう一歩進めた調査報告でも、気温の変化で好まれる食品を調べたものなのですがこちらも興味深い内容となってい

飲み物と温度に関する調査/ネットリサーチDIMSDRIVEの公開アンケート調査結果http://www.dims.ne.jp/timelyresearch/2009/091110/

「猛暑」が当地の個人消費に与える影響 – 日本銀行

忘年会シーズン到来 定番の鍋料理について考える

基礎代謝と食べ物の関係

人は生理的欲求から気温に応じた食べ物や飲み物を選びます。たとえば真夏にはアイスクリームやかき氷が食べたくなったり真冬には鍋料理が食べたくなるように。
このような現象を捉え気温が上がる季節に食べたくなる食品を昇温商品と呼び、逆に気温が下がる局面で食べたくなる食品を降温商品と呼びます。
直感的には理解できるのですが、いったいこの状況はなぜ起きるのでしょうか

その答えは人間が活動する際に消費するかローリーと密接な関係にあるようです。
気温が上昇する局面で人の基礎代謝は降下し、逆に気温が降下する局面で基礎代謝は上昇するということが定説となっていて、そのせいか気温が上がる時に人はカロリーの低そうなものを選びます。
逆に気温が下がる時にはカロリーの高そうなものを選ぶ傾向にあるです。たしかに夏のかき氷は低カロリーですし、冬の鍋料理はカロリーが高いことが頷けます。

昇温商品と降温商品

それぞれどのような食品が含まれているのかチェックしてみましょう。まずはご飯ものから。

  • ご飯もの:昇温はカレーライスや巻き寿司・降温は天丼、ソースカツ丼
  • 麺類:昇温は冷やし中華、明太子スパゲティ・降温は鍋焼きうどん、ミートソーススパゲティ
  • 飲み物:昇温がビール、白ワイン・降温は日本酒、赤ワイン

さらに興味深いのが、昇温商品や降温商品に飽きる時期があるというのです。

  • 昇温商品は8月から9月
  • 降温商品は2月

ではこの時期何が食べられているのでしょうか。
答えは中華料理や野菜炒め、ハンバーグなどだそうです。
意外と定番の料理が上っていますがだからこそ定番と呼ばれる所以なのかもしれません。

気温と天気に敏感の意味とは

さて気温が上がる季節と下がる季節で、人が求める食事に差があることが理解でき、加えて飽きる時期が来ることも知りました。

ではこれをどの様に飲食店のメニューにいかすべきなのでしょうか。

季節でメニューを変える方法もありますが、せっかく売れている看板メニューやいつもコンスタントにオーダーの入る定番メニューはそのままにしておきたいものです。

ここは、ABC分析を使って売れ行きの良くないメニューと入れ替えるのが一番順当な方法ではないでしょうか。

飲食店 繁盛店は知っている 「 abc分析 」 で利益を出す

もうひとつの方法としては、本日のオススメメニューや今月のオススメメニューとしてレギュラーなメニューをいじることなく追加で目の付きやすい場所に出したり、別紙で見せるメニューというのもスマートです。

湿気で飲食店のメニューを変える

期間限定ということでお客様にまさにお薦めしやすいでしょう。

また同じ雨でも夏の雨と冬の雨では全然内容が異なり、湿気の多い暑さと凍える寒さではまるっきり食べるものが変化。
どの季節でも食べられているサラダひとつとっても、夏は海藻や豆腐を使った口当たりのいいサラダが好まれるのに対し、冬ではポテトやコーンといったマヨネーズ系のサラダが受けるというように好みが別れます。
飲食店側は温度や雨などによるお客様の好みの変化を感じ取ってメニューに変化を持たせるべきなのです。

8月におでんを売る理由

冒頭でコーヒーの話をしましたが、最近はオデンがおもしろい売れ方をすると話題になりました。本来は外気が18℃を下回るころから売れ始めるのが一般的だったようですが、空調のよく効いたオフィスビルで働く人にとっては、真夏こそ体が冷える時期。
当然冷えた体は降温商品を求めることになりますので、オデンが真夏に売れるということになるようです。そんなニーズをいち早く嗅ぎ取ったコンビニエンスストアは8月からおでんを売り始めています。

インスタ映えも狙う

気温や天気に関係ありませんが、ちょっと違う確度から繁盛店にするヒントをひとつ。

この冬のトレンドを飲食店関係者にいろいろと伺ってみたところ、フォトジェニックつまり写真写りのいい鍋や料理が流行りそうだと言います。(インスタ映え)
盛り付けひとつでずいぶんと見映えが変わりますが、構成する素材の色合いも考慮して盛りつけるのが今年流です。

繁盛店は知っている 人気店の料理研究とは

気温と天気に敏感になり飲食店を繁盛させましょう

気温と天気予報はインターネットを使えば気軽に調べられます。

  • ランチのメニューを決める時は気温を気にしてみる
  • 明日・明後日の仕入れは週間天気予報で予測する
  • 季節を先取りしてメニューを考える

今からでもできる、気温と天気に敏感になってお店を繁盛させましょう

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