10月は売上アップのチャンス 繁盛している飲食店は知っている。

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10月は売上アップのチャンス 繁盛している飲食店は知っている。

いつもお邪魔する飲食店で、グラスを冷やすショーケースがいつも気になっています。さて何が気になるのかというと、ショーケースのガラス扉につく水滴です。7月、8月の真夏は湿気が多いせいでいつも中の様子が見えないぐらい水滴が付着しています。9月に雨が降った日も水滴がついていたのですが、先週末には綺麗になくなっていました。やっと湿度が下がり本格的な秋の訪れを告げているかのようです。

10月に入ると、大みそかまで100日を切る例えに使われます。慌ただしくなる年末を前に爽やかな日が多いのもこの季節の特徴です。実はそんな10月が年末に向け重要な時期であることに意外と気付いていない方が多いように思います。今回は大みそかまで100日を切った中で逆算をしながら年末の売上アップ対策を考えて見たいと思います。

10月の天気の特徴

次のグラフをご覧ください。

ご覧の様に10月は寒暖の差が少なく月末に若干気温が下がる非常に安定した気候です。前回の東京オリンピックが1964年に開催されたのが10月10日からの2週間でした。その日を選んだ背景には統計的に一番晴れる日だったからです。いわゆる晴れの特異日と言われる日なのだそうですが、実際には10月14日がそれに当たるそうです。いずれにせよ10月は安定して晴れる日が多いのは事実です。安定した気温に安定した天気が相まって行楽日和、野外でのスポーツ日和となったようです。

さてもう一つ忘れてはいけないのが10月は結婚式の最も多い月ということです。

晴れる日が多いということで、ガーデンウエディングなど野外での披露宴や撮影会を希望されるカップルに人気なのだそうです。また、披露宴に招待される側も安定した気温で服のチョイスがしやすいことと、お洒落な装いが出来る為人気なのだそうです。結婚式や披露宴をプロデュースする側も、秋の味覚を存分に使い満足度の高い、豪華な料理が提供できる為同様の施設と差別化が図れると言います。

この時期のウエディングのもう一つのメリットが意外や花粉に関係しているようです。春や初夏と違いこの時期に飛ぶ花粉が少ない為に花粉症の皆さんでも気兼ねなく外で披露宴を楽しめるというおまけつきです。

繁盛する 飲食店舗の共通点 その3【歓送迎会】

企業が迎える10月の意味

大手の企業は勿論のこと、9月末には会計年度の半期の〆を迎える会社が全国で一番多い時期です。その結果、上半期の反省会や下半期に向けての発奮会やキックオフミーティングが開催されるのがこの10月となります。最近では、全社での会とは別に小さな部署ごとに予算を持ち宴会を催すケースが増えています。

忘年会や4月の歓迎会に力を入れる飲食店は多いものの、この10月に半期の中間決算に関する宴会を売り込む飲食店はまだまだ少ないと思います。前後しますが9月から10月にかけては人事異動の時期でもあります。こういった歓送迎会需要も積極的にアピールして行きたいものです。

すっかり定着したハロウィン

10月は何もなかった月だったのが近年バレンタインデーを上回る経済効果と言われる程になったハロウィンが月末に控えています。本来10月の最終日なのですが、巷では10月に入るや否やハロウィン一色です。どうやら10月1ヶ月間ハロウィン効果で売上を伸ばしたいという思惑が各社透けて見えます。

さて、飲食店でこのハロウィンを活用するとすれば、SNSに拡散されるような視覚的効果のある料理がやはり重要となります。その写真を撮りたいと来店されます。もう一つ、渋谷、川崎、その他主要駅近くの繁華街では仮装をして街をあるのが恒例になっています。ところが現地近くで着替えやメイクをしたいものの思うような場所がなく、最近はファーストフードのトイレや駅のトイレを占領する姿が報道されています。であるなら、いっそのこと飲食店がそういった着替えやメイクの場所を提供し、代わりにドリンクと料理をセットにする企画も十分可能性があります。事実、空室になっているオフィスビルをそういった用途で使用料をとるビルオーナーや管理会社が現れていると言います。ここはアイデア次第で10月最後の週末は回転数を上げる営業が出来るかもしれません。

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今年も残り100日を切って

大晦日まで100日を切ると聞いてもうそんな時期かとお思いの皆さん、忘年会シーズンまでは60日前後なのですよ!しかも2017年の12月は天皇誕生日が土曜日の為例年よりも平日が1日増えて20営業日あります。今年はその営業日をすべて稼働させる試みをしてみませんか。それを実現できるのがレベニューマネジメントです。

このレベニューマネジメント、名前はなじみがないかと思いますが、身の回りで頻繁に行われている手法です。例えば飛行機でいう早割、ホテルの早割などがそれにあたります。また、人が殺到するゴールデンウィークやお盆の頃逆に値上げをする仕組みこそがレベニューマネジメントと呼ばれる方式です。これは未稼働を無くし同時に稼働単価を上げるという、期間の収益を最大限に引き上げることが最大の目的です。

この方式で言えば、例年月曜日に忘年会が入りずらい飲食店であれば本来の忘年会コース料金を10月や11月に予約することで大幅割引をするなどのプランを出すのです。もちろんこのところのキャンセル問題を受け事前にキャンセルポリシーを伝えることで何日か前までのキャンセル料や当日のキャンセル料などの取り決めをしておくことで泣き寝入りを防ぐことが出来ます。

いくらレベニューマネジメントだと言ってもある特定の日だけを値上げするというのはまだまだ飲食店にはなじまないのではないかと思いますが、例年の状況をみて週単位でコースメニューを変えることで理解は得られるのではないでしょうか。

例年東京では年間100日を越えるほどの雨日があります。今年は8月が21日連続で雨が降り一気にその数字を押し上げています。10月は天気が安定している分8月のマイナス分を取り戻す仕掛けを考えて行きたいものです。今の時期はスケジュールの先取りと季節感の先取り、安定した天候で行われる野外イベントとのコラボレーションが鍵となるでしょう。

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