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まだある 飲食店 手軽にできる 宣伝 方法 6選
パンフレットやリーフレットの紙媒体を筆頭に、食べログやぐるなびのようなグルメサイトなど、メジャーな 飲食店 の 宣伝 ツールを取り上げるサイト、ブログは数多くあります。それ以外にもFaceBookやTwitterのようなSNS=ソーシャルネットワークを利用した 宣伝 方法など、一度は聞いたことがあると思います。
実はその陰で、ひっそりと始まったサービスや以前からある割には話題にならない宣伝ツールも存在しています。今回は、あまりコストをかけないでお店をシッカリ 宣伝 してくれるツールをピックアップしてみたいと思います。
アナログ系 2つの郵便局ツールを紹介します。
タウンプラス
郵便局が扱うダイレクトメールです。通常のダイレクトメールとどこが違うのかというと、
- あて先のリストが無くてもOKです。また書く必要もありません
- 「○○町○○丁目」といった具合にエリアを絞り込むことが出来る
- 指定エリア内にある郵便物配達可能箇所すべてに配達してくれる
例えば、新しく 飲食店舗 をオープンさせた方やリニューアルのお知らせを、周辺の住宅、オフィスすべてにお知らせしたい方にとっては実に便利です。このタウンプラス、実際に手に取られたことがある方はご存知だと思いますが、宛名がありません。簡単に「ご近所の皆様へ」と書かれている程度です。大きさもハガキサイズからA3サイズまで選べます。
試しに一つサイズを選んで見積表を見てみましょう。
私製ハガキ(長3)タイプ(12cm×23.5cm) モノクロ×カラー 1万枚
紙代、デザイン料、郵送料すべて込みで 118,000円(1枚当たり11.8円)
見栄えもよく、シッカリとした紙質です。新聞のチラシ広告よりはずっと高級感がでます。
郵便局広告(窓口現金封筒広告)
普段何気なく利用している郵便局。その窓口においてある封筒にも広告が出せるのです。ご存知のように、郵便局は何丁目単位で存在する地域密着型サービスです。もし近くによく利用する郵便局があるならチャンスです。そこを利用する方は皆さん目にすることとなります。また、公共性の高い郵便局で 宣伝 していることでお店の信頼性が増すこと間違いなしです。
料金 3,000枚 で60,000円 (封筒、デザイン料込)
因みに、全国24,000の郵便局どこでも選ぶことが出来ますので、全国展開や限られた地域でのドミナント戦略にも威力を発揮します。
ネット系 無料 宣伝 ツールをご紹介します。
グーグルプレイス
グーグルの検索で、キーワードに地名とお店の名前を入れると地図と同時に店の紹介や口コミなどが出てきた記憶がありませんか。その飲食店舗はこのグーグルプレイスに登録している人達なのです。お店のホームページが無くても登録できますし、なによりこのサービスを利用していない飲食店より検索順位が上位に出てきます。それだけでも十分価値があります。それでいて「無料」なのです。ハッキリ言って使わないと損です。飲食店舗をオープンさせる時は必ず申し込みましょう。
一つだけ気を付けて欲しいことがあります。申込んでもすぐには反映されません。申込んだ後にグーグルからサービス開始の手紙がきます。その間約1ヶ月の時間がかかりますので、開店の準備に入る段階で申請をするようにしてください。
Yahoo!予約
2013年10月にスタートしたこのサービス、現在13,000店が利用しています。今までありそうでなかった画期的な予約システムとして利用店を延ばしています。これまで予約と言えばお店に電話をかけて日時と人数を確定させる方法しかなく、人気店などは電話をかけても繋がらないといったストレスがありました。そもそも予約をとるのが苦手な人は結構周りにいました。そこでYahoo!予約は24時間ネットで予約が出来るようにしたのです。
「Yahoo!予約 飲食店」、「Yahoo!検索」、「Yahoo!ロコ」など月間2953万人が利用するYahoo! JAPANのさまざまなサービスでネット予約を受け付けることができます。これだけの露出度があってシステム利用は「無料」です。
楽天ダイニング
楽天が始めたグルメポータルサイトです。最大の特徴は、利用することで楽天ポイントが貯まることと、楽天ポイントを使って支払いに充てることが可能です。楽天は、楽天会員9,139万人に直接アプローチが可能というのが最大のセールスポイントです。導入費用、月々の運営費は基本かかりませんが、この楽天ダイニングで来店下さったお客様への楽天ポイントはお店の負担となります。逆に楽天ポイントを使っての飲食分は、楽天側から補てんされる仕組みのようです。
今後もネットは無料で利用できる流れが主流となるでしょう。ライバルに比べ、情報量が多いことが一番の強みとなりますし、人が集まればPV(=ペーパービュー)が増えます。その数を当て込んだ広告がメインの収入源となりますから余計です。これらのツールはどれか一つに情報を出すというよりも、全てを利用するぐらいでちょうどよいのかもしれません。
また、無料から入って、グーグルなどのように、オンライン広告の案内や更に目立つような課金サービスへの案内もあります。無理にそれらを使う必要はありませんが、一度利用をしてみて、それまでの売上とどの程度差が出るか比較し、費用対効果を検証することは重要だと思います。
逆に今回ご紹介した郵便局のサービスのように、アナログな 宣伝 方法を手軽にしたサービスというのは、飲食店からの徒歩圏では高い効果を発揮すると思います。
その意味では、新聞配達所に広告(フライヤー)を持ち込んで何丁目~何丁目までの新聞に折り込んでもらう方法もあります。以前マンションの販売広告をお願いしたことがありましたが、印刷物の持ち込みだと思いのほか安かった記憶があります。気になった方は一度近くの新聞配達所に問い合わせてみて下さい。