雨の日でも混む飲食店の秘訣

まとめーSummaryー

  • お客様が飲食店に期待するものはなにかを知る
  • 時間があるからこそ雨の日はお客様とコミュニケーション
  • 雨の日は特別な日として考える
  • ホスピタリティーとは考え過ぎないこと。ちょっとした気配りの積み重ね

2018年も梅雨入りしました。毎年の事ですが、梅雨入りから梅雨明けまで約1ヶ月あります。雨の日はお客様の入りが今一つという飲食店は多いと言います。雨のお陰で売上に支障をきたすのでは残念な話です。ここは前向きにとらえて雨の日も晴れの日同様お客様に来ていただけるよう考えてみたいと思います。

これまで店サポ内で雨の日対策を何度か取り上げましたが、どちらかというとアイディアが中心で、ややテクニカルな内容が多かったのですが、今回は、本質的に雨の日でもお客様が来店される飲食店とはどのようなものなのか考えてみたいと思います。

雨の日に飲食店の客足が減る理由と対策

お客様が飲食店に期待するもの

お客様はさまざまな目的で飲食店を利用します。食事、お酒といったものから、一休みする為や本を読んだり考え事をする目的もあります。また語らいの場でもあります。これから飲食店を始められる方も既に飲食店を経営なさっている方もご自身のお店がお客様にどのような目的で利用されているのかジックリ考えてみてください。

その場合気をつけたいのは、店側の想いは一旦忘れることです。どんなに思い入れのあるメニューや内装でもお客様が評価している点と必ずしも一致するとは限りません。逆に思いもしなかったところで評価されているかもしれません。常連さんなど第三者の客観的な眼で評価してもらいましょう。

〇お通しが美味しい店だと評価が高いお店だったとしましょう。ここを強みにするのであれば、雨の日に限り何種類か取り揃え選択できるようにしたり、普段は1品のところを2品に増やすなどの取り組みでもいいかもしれません。

〇パスタが美味しいと評判のお店でもランチは満員、夜はガラガラということもあります。強みはランチです。これを活かすには夜来店時に使える割引チケットや飲み物のサービス券、3名以上で飲み物半額の特典などをランチに来られた人それぞれにお渡しするのです。もちろんその日限りということで。

〇お隣との間隔が適度にあり、話をするのに最適というお店もあります。席と席の間隔を調整したり、観葉植物やライトスタンドでアクセントをつけるなど簡単なものでよりプライバシーが保たれる工夫をしましょう。

利用される目的が分かれば意外と工夫は楽なものです。

雨の日はコミュニケーションの日

雨の日はお客様が少なくて。と嘆かれている飲食店では晴れた日に比べ厨房もホールもさほど忙しくありません。もし、その状態をあるがままで暇そうにしているとお客様に必ず分かってしまいます。ホールのアルバイト同士で話が盛り上がっているような光景はもってのほかです。普段お客様に割ける時間は限られています。逆に、追加オーダーをしようにも席の近くを店員さんが来てくれないこともあります。だから雨の日こそ忙しくない分接客に時間を費やすのです。

例えば、お店の自慢料理をいくつかご紹介してみて、これまで食べたことがない料理があれば、食材や作り方、味などを紹介して試して頂くようにしましょう。厨房も力が余っているなら賞味期限迫っている食材を使って一品サービスをするサプライズも雨の日は取り入れてはどうでしょうか。それが口コミとなり雨の日に来られるお客様は必ず増えます。

雨の日の飲食店 リピーターも失う「傘立て」の悲劇を無くす

雨の日は特別な日

有名焼肉店が梅雨の雨降り限定で割引を始めて話題となりました。通常500円以上するジョッキのビールが290円程で飲めるようにしたのです。そもそも肉がメインではありますが、話題となりました。同様なサービスももちろんですが、そこはお店の強みと紐づいている方がよりお客様にひびきます。

例えば、雨の日しか出さないメニューを考えたり、お店で一番売れている料理を原価に近い価格で提供するなど特別感があるほどお客様に覚えて頂けます。またお店の従業員が食べるまかない飯などを格安で提供するのも斬新なアイディアで毎回来るたびに違うものがあるとうれしいものですし、人にいいたくなるものです。

ホスピタリティーの演出

飲食店のホスピタリティーとは、重く考えすぎないでちょっとした事の積み重ねが大切なのです。雨の日傘を席までもっていって椅子にかけたり、テーブルの脇に置いたりと意外におさまりの悪いものです。特に女性などレインコートでこられることもあります。全部ひとまとめにして店側で預かれば雨の日の煩わしさは随分と解消されます。

おしぼり一つとっても気配りが生きるところです。普段はウエットティッシュのようなもので済ませているお店も梅雨の時期だけはタオルのおしぼりを導入されることをお薦めします。更には、冷たいおしぼりだけでなく温かいおしぼりも用意しましょう。雨の中歩いてくると温かい方がホッとします。席に着かれたタイミングでどちらがいいか聞くことでお店のホスピタリティーは十分伝わります。

SNS全盛の時期にあって意外とアナログなサービスが雨の日には伝わり易いと思います。TwitterやFaceBook、Lineなどを使い雨の日集客をする方法を目にします。飲食店ですから宣伝をすること自体なにも問題ないのですが、2017年8月の様に連続20日を超える雨がふるようなことになるとそのようなメッセージは飽きられてしまいます。つまりその集客方法は本質ではないと言うことになります。

最初にも書きましたが、お店の強みが雨と紐づいてより魅力あるものにしてゆかないと雨の日は克服できないと考えています。そこに小さなサプライズやホスピタリティーが合わさって雨の日でも混むお店が作られてゆくのです。安易な値下げや過剰なSNSはかえって逆効果になりかねません。まずはお店の強みは何なのか考えてみてください。

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