【第1回】脱サラでフランチャイズ飲食店は成功するのか? 

脱サラでフランチャイズ飲食店は成功するのか?

「料理もできないのに、飲食店をだすことなんてできるのだろうか?」

脱サラして独立を目指す人にとって、飲食業未経験であることは、最初に不安に思ってしまうことではないでしょうか。

フランチャイズ飲食店は業種にもよりますが、多くは未経験者を対象にしていますので、調理経験は問われないことがほとんどです。

飲食業未経験者でも、料理がつくれ、お店を管理・運営ができるように様々に仕組み化されているのがフランチャイズです。

飲食未経験者がフランチャイズ飲食店で独立することについて考えてみたいと思います。

フランチャイズ(FC)飲食店に加盟するメリット・デメリット

フランチャイズに加盟してお店をつくることのメリットとデメリットについて考えます。

デメリット

フランチャイズに加盟するには、加盟金が発生したり、月々のロイヤリティーがあることが多いです。ロイヤリティーは売上に対して3〜5%というものだったり、毎月固定額だったりします。また、本部の考え方に沿った運営を行わなければいけませんので、いくら独立したとしても、全てが自由にはなるわけではありません。

メリット

フランチャイズに加盟するメリットは、確率されたブランド力、商品開発を担ってくれる、運営のアドバイス、販促支援などがあります。フランチャイズ本部に加盟金・ロイヤリティーを支払う分、仕組み化されたノウハウ等が受け取ることができます。

自分で独自のお店を立ち上げるというのは、お店を開けてみないとお客様の反応がわかりませんので、どうしてもリスクが高くなってしまいます。

それに対して、フランチャイズの場合は、出店のデータが蓄積されており、実績に基づいた売上や利益の予想がたてやすいのです。

飲食店 FC契約のメリット、意外な落とし穴

脱サラしてフランチャイズで独立するまでの研修期間

開業するまでの研修期間は、業種や経験にもよりますが1ヶ月〜2ヶ月くらい。

ラーメン店では、飲食未経験の脱サラの人がたった10日間の研修で独立するというのもあります。

飲食未経験者がどのようにして、10日間でお店を運営するのかというと、それこそがフランチャイズの醍醐味のひとつで、誰でもができる仕組みがあるからです。

10日間は、実際に運営中の店舗に入店して実務を学び、自分のお店を開業してからは本部スタッフが1週間〜10日ほどいっしょに入店してサポートしてくれます。

その後もアフターフォローも行ってくれ、お店を運営しながら学ぶというスタイル。

フランチャイズは業種や会社にもよりますが、未経験者でも飲食店が運営できるように仕組み化されています。

飲食業未経験者でも作れてしまう調理マニュアル

料理では、「塩少々」「しょうゆ適量」「最後にしょうゆで味を調整する」など、感覚や経験に頼る部分があります。それが味ブレの原因へとつながっていきます。

長年修行した料理人だからこそわかる感覚は、さすがに短期間では覚えられない為、フランチャイズでは「仕組み化」され、できる限り数値化して調理マニュアルは作られています。

フランチャイズの調理マニュアルは、誰がつくっても同じ味になるように様々な工夫がなされているのです。

ラーメン店でいえば、一番の味の決め手となるのがラーメンのスープ。本部から冷凍スープが送られてくることが多いです。豚骸を使って最初からラーメンのスープを作ることは、材料の状態や気温や湿気などの影響も受け、スープの味を均一に保つことは至難の技なのです。

それが、冷凍スープを使うことにより、味ブレをなくすことができます。

廃業しない飲食店には仕組みがある~3つの要素~

フランチャイズ用の冷凍スープの味について

豚骸を使って最初からつくったスープと、冷凍スープをつかったスープの味の違いを「食べ比べる」と、やはり豚骸から作ったスープの方がおいしい。

ただ、実際に豚骸から作った本店のスープとフランチャイズ店舗のスープを食べ比べる人はどれくらいいるのでしょうか。

また、今は冷凍スープをつくる技術も日々進歩しており、お客様にご期待をこえられる味のスープとなっています。

豚骸をつかってスープを作る場合は、豚骸の状態、脂のつき具合、野菜の水分量等によってもスープの味は変化してしまい、その微調整をするのがラーメン職人の腕のみせどころです。それほど、スープの味を均一に保つのは難しい。

フランチャイズ用にカスタマイズされた冷凍スープでは、味ブレのリスクを回避できます。

飲食店で売上をあげる為のおいしい味とは、全体のわずか数パーセントの人にしかわからない「職人さん」のこだわりのおいしい味ではなく、一般の多くの「ふつうの人」が感じられるおいしい味です。

フランチャイズの味は、その一般の多くの「ふつうの人」が感じられるおいしい味を目指して作られています。

フランチャイズ用の冷凍スープの原価は?

豚骸をつかって最初から作ったスープを使用している本店の原価が28%に対して、冷凍スープをつかったフランチャイズ店舗の原価は33%です。

冷凍スープは別途工場でつくっており、配送料等も含め、やはり割高になってしまいます。

ただし、スープを豚骸から炊いて作る場合は、10時間ほどかかります。その間は、混ぜないと焦げたりするので人がつかないといけませんので、人件費がかかります。また、10時間スープを炊く為、ガス代も必要。

そう考えたときに、一概に食材原価だけを見て比較することが難しいです。また、人材の確保も難しくなってきており、深夜にスープを作るのに外国人労働者を雇っているお店があるほど、今は人材難。

あらゆるリスクを考えたときに、冷凍スープをつかった方が費用的に安くなることも十分考えられます。

~ 次回 第2回 脱サラでフランチャイズ飲食店は成功するのか? ~

「フランチャイズ飲食店で独立・開業して成功する大きな2つの要素」をお送り致します。

飲食店 手っ取り早くフランチャイズで開業する損得勘定

物件情報

お店をはじめよう 業種を決める ライフスタイル 相談する 開業情報 お金

  • このエントリーをはてなブックマークに追加