飲食店の予約ドタキャンを救うSNS

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飲食店の予約ドタキャンを救うSNS

無断キャンセル、ノーショウ、ドタキャンと飲食店を事前に予約しておきながら断りもなく、もしくは直前になってキャンセルをするお客様が増える傾向にあります。お店側も事前確認やグルメサイトを通じての予約制にしたいり自衛策を講じ始めています。とは言え大なり小なりのキャンセルが起こるのは飲食店の常と考えれば別の解決策も考えられます。

時々話題になるSNS上でのドタキャンSOSが一つの解決策でもあります。SNSと一口に言うのは簡単ですが、明日からSNSを始めれば問題の解決になるのかと言えばそれもNOです。一見矛盾するこの話を今回は順を追って考えたいと思います。

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そもそもSNSとは

SNS=Social Networking Service ソーシャルネットワーキングサービス

SNSとは、人と人との社会的な繋がりを維持・促進する様々な機能を提供する、会員制のオンラインサービス。友人・知人間のコミュニケーションを円滑にする手段や場を提供したり、趣味や嗜好、居住地域、出身校、あるいは「友人の友人」といった共通点や繋がりを通じて新たな人間関係を構築する場を提供するサービスで、Webサイトや専用のスマートフォンアプリなどで閲覧・利用することができる。

IT用語辞典より

そもそもSNSとは何らかの趣味嗜好や地域、卒業校などの共通項を持った人たちが、性別や生活空間、年齢を超えて繋がることが出来る有料のWEBサイトということです。なぜそれがドタキャンの解決策なのかイマイチよくわからないと言う方もおられると思います。

例えば同じネットワーク内の方が、「ドタキャンを受け料理が余ってしまった。このままでは大損だ」と発信をすると、ネットワーク上で繋がりのある人目掛けその悲痛な叫びが届きます。次にその叫びが届いた人から別のネットワークグループにその叫びが引用されると更に多くの方に広まって行きます。内容が申告であるほど規模、速度共に拡大し瞬く間に拡散をしてゆきます。つまり、ある店のドタキャンの惨事が瞬時に何百、何千という人に届けられ、それを目にした方が実際に店におもむきそこでまた「来ました!」と発信するのです。

冷静に見ればある種の宣伝と言えなくもありません。ただSNS上で結びついている人たちは営利目的を好まない傾向にありますので、これが宣伝だと分かると一気に拡散しなくなります。ここがSNSのいいところでもあり怖いところでもあるのです。


SNSを始めればいいだけ?

飲食店に関する記事の中でSNSの話題を書くと必ず聞かれる質問です。SNSを始めればお金がかからずにいい宣伝が出来るとお考えの方が結構いらっしゃいます。ですから、今回のドタキャンに関するSOSの件を聞くにつけ、明日からでも始めますと仰るのです。

こういった大きな勘違いがSNSには存在します。もしSNSでドタキャンの後始末をネット上で繋がっている人たちに助けてもらおうとするなら時間と努力が必要だと知って下さい。

例えば、SNSに登録をするとIDとかアカウントといってその人を特定する名前を取得することになります。また特定のキーワードでいくつかのグループに参加することになるでしょう。最初はご自身が発信すると言うよりも誰かが発信した内容に評価をしたりするところから始まります。最初の内はそれらを見て回遊すること自体が楽しいことでしょう。次に自分から発信する段階に入ります。エピソードや写真などキーワードで繋がった人たちに向け発信すると、今度は自分がやっていたのと同じように他人がその内容に評価をしてくれるようになります。そこから、あなたの発信を定期的に見たい、どこのだれかわからないものの同じ思考や嗜好、価値観で繋がりたいとあなたが思われて初めて繋がりが出来るのです。

一つの繋がりはその第三者のネットワークを通じて拡散します。もし繋がった方が1,000人以上の繋がりを持っていたとすると一人の存在がまさに千人力となるのです。

つまり同様の繋がりを獲る為には、発信をし続けないとネットワークは成長してゆきません。小さなネットワークでは飲食店のSOSも限られた人にしか届かないということがお分かり頂けたと思います。だからこそ毎日の発信が出来る人だけがその恩恵に浴することが出来ると言って過言ではありません。

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どのSNSがいいの?

SNSの黎明期には、日本独自の「mixi」ミクシィというSNSが一世を風靡した時代がありました。会員1,000万人を誇る一大ネットワークです。しかし2000年以降は、海外から進出して来たSNSに席巻され現在では少数派になっています。

なかでも早い時期に日本でも受け入れられた「Twitter」は「つぶやき」、「イイネ」というフレーズで瞬く間に広がって行きました。この頃からSNSはPCから携帯電で参加という流れができつつありました。ミクシィやツイッターがハンドルネームや仮想人格で参加できたのに対し、必ず本人名で参加しかできない「FaceBook」が本当に信頼できるSNSネットワークとして不動の地位を確立することになったのです。

SNSの簡単なおさらいでしたが、まだまだあります。写真を投稿する「Instagram」や無料通話を売りにして拡張した「Line」。料理レシピなどを公開する「クックパッド」などもSNSの一つと言えます。なかには、職業や業界でのつながりを目的としたSNSで「LinkedIn」(リンクトイン)というものもあります。

本来なら、何か一つではじめて見たらどうですかというアドバイスになるのですが、ドタキャンによるSOSをSNS上にあげて事態の回避を目論むのであれば、可能な限りいくつものSNSに参加し、全てのSNS上で毎日発信をすることが一番の近道です。

不思議に思われるかもしれませんが、SNSを楽しむ人で、積極的に発信をしたり、拡散をしてくれる人ほど複数のSNSを繋ぎ合わせてご自身のネットワークを広げようとする傾向が強いからなのです。

飲食店がドタキャンにより被った被害をSNSで解決する手立ての一つと書きながら、一方で、ただSNSに参加するだけではだめだというロジックがお分かりいただけたと思います。飲食店があまり宣伝に振れ過ぎず、SNSを活用したいのならインスタグラムのような料理の写真などネットワーク拡散に一役買ってくれるでしょう。新しいメニュー発表をフェイスブックのような強い繋がりのあるSNS上でおこなったり、ツイッターのような即時性のあるSNSでは、タイムサービスで値引きを行うツイートなどが有効です。

現在のSNSは一見複雑に見えるのですが、上手に組み合わせて行けば爆発的威力を発揮します。その最小にして最大の武器は「毎日の発信」と覚えて下さい。

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