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スグ出来る!飲食店の台風対策は6つのチェックポイントで完璧

飲食店-台風-対策

WikiImages @ Pixabay

  • 外のゴミ容器は、蓋はちゃんとロックをかけ、ロープで固定
  • 袖看板のチェック。グラつくようならアクリル板を外す
  • 窓枠からの雨漏りは、劣化したコーキングが原因。DIYで即修理
  • 湿気によるエアコンの結露は、フィルター掃除で即解決
  • お店近くの側溝やグレーチングは事前ゴミ掃除
  • 台風当日の予約確認を忘れずに

6つのポイントをクリアすれば、台風の日でも快適に飲食店は営業できます。

令和3年の台風傾向は、台風1号が2月に発生した後、6月まではほぼ平年並の発生数でした。7月、8月は例年に比べやや少なくなっています。

一方で、台風の日本への上陸数は2個で、7月28日には台風8号が統計史上初めて宮城県に上陸するという珍しい年でもありました。

全体的な発生傾向として、北緯20度以北で発生する台風が多く、あまり発達しないまま来るケースが多くなっています。

お天気の全体感としては、7月までが例年になく雨が多く冷夏を心配する声がありましたが、8月に入るや一転雨が降らない日が続き連日の猛暑になった年です。

10月に入り本格的な台風シーズン到来を前に、飲食店の営業時間と台風の通過が重なった時を想定して準備すべきことを6つの視点で考えて行きます。

今回は、飲食店の台風対策をハード、ソフト両面から考えて見たいと思います。

首都圏を通過する台風から見えてきた光景

都心を襲う台風が、通勤時間と重なると多くの方が大変な思いをして出社することとなります。(地震もそうですが)

それどころか列車が止まり出社できなかった方もおられます。このところ台風の直撃を受けるたびに都心の交通網の弱さに心配が募るばかりです。

さて、台風と飲食店の営業時間が重なると普段と違いまったくお客様がいらっしゃらない場合があります。駅からチョット離れたわざわざ歩いて行かないとならない飲食店では他人事ではありません。そうなれば、仕入れた材料の廃棄が増える結果となります。

また飲食店のハード面でよくあるのが、「台風の時だけ雨漏りがする」だとか「エアコンからポタポタと水滴が落ちてくる」など多くの飲食店で発生します。次のチャプターで具体的に原因と対策をみてみましょう。

飲食店 台風でも満席 集客できる秘訣とは

ゴミ容器が台風で飛ばされない工夫

台風の影響一番受けるのがこのゴミ容器です。中身が入っているかそうでないかで状況が変わります。夜ゴミを出し、朝の回収の前に台風がやってくる場合や、回収後にやってくる場合のいずれでも風で蓋が飛ばされないよう容器と蓋にロックがしっかりと掛かるものを普段から使用しましょう。

中身が入っていてもカラの場合でも台風の際は風で飛ばされないようロープでシッカリ固定しましょう。複数の容器をまとめておいておけば意外と飛ばされずに済みます。

台風で看板が飛ばされない(落下しない)対策

飲食店の看板には大きく分けて3つのタイプがあります。

  1. 入り口上部に付けてあるメイン看板(巻き看板)
  2. 建物から突き出た袖看板
  3. 視認性を上げるための置き看板

なかでも一番気を付けたいのが袖看板です。建物から突き出している分風の影響を一番受けやすく、固定をしている取り付け金具も比較的簡単なものが使われています。常に風雨、太陽光にさらされている為、知らないうちに腐食するケースが見受けられます。

台風が来る前に目視でチェックして、もしグラツキがあるようなら店名が書かれたアクリル板をカバーから外してしまいましょう。万が一風で外れてしまい道行く人にケガでもさせてしまったら飲食店がケガの補償をすることとなります。

万が一に備え火災保険の施設賠償保険特約に加入し、第三者にケガを負わせてしまった場合の補償に備えましょう。

意外と多い台風時、窓枠からの雨漏れ

台風の時だけ窓の上部から雨が滴り落ちてくるという被害報告が必ずあります。この原因のほとんどが、建物の壁部分と窓枠のサッシを固定するコーキング材(ゴムのような緩衝材)の劣化によるものです。

コーキング材は経年劣化によりひび割れを起こします。普段はあまり影響がないのですが、台風の様な横殴りの雨の際はひび割れから雨水が侵入してきて水漏れの原因となります。

これも外からの目視で確認できます。DIYショップでコーキング材は売っています。素人でも簡単に処理ができますので一時的な台風対策には十分です。

なぜか台風になるとトラブルを起こすエアコン対策

台風の日は、エアコンの吹き出し口が結露して、お客様のテーブルにポタポタ水が落ちてきて使えなく席が出るといった経験はありませんか。この原因のほとんどがフィルターの目詰りが原因で起こります。

フィルターが目詰りして十分な風量を確保できない場合、噴き出し口が設定温度以上に急激に冷やされ5℃以下になることもあります。台風でいつもより湿度を多く含む為空気が急速に冷やされて結露を起こすのです。普段からフィルター清掃を心がけるのが一番ですが、台風シーズン前に毎年行うというのでもいいと思います。ともかく「結露=フィルター掃除」と覚えてください。

台風前に排水枡、グレーチングのゴミ清掃

雨が降るとお店の前を水が流れていきます。その先に排水枡やグレーチング(アルミ格子の側溝蓋)があってそこに流れ込み下水溝へと排水されます。

普段はなんでもないのですが、台風や大雨の時などその排水能力を超えて溢れることがあります。もし排水桝やグレーチングなど流れが悪くなり店先に水溜りが出来るぐらいならお店近くの側溝や排水枡はせめて台風が来る前に飲食店の方で掃除するなどの自衛策を講じましょう。

飲食店 本州直撃の大型台風に備える

台風当日の予約確認は必須です

夕方から暴風雨に入るような場合は予約のキャンセルが予想されます。前日に台風の接近が確定的となった場合などは、ご予約のお客様に確認の電話を入れてから食材の仕入れを決めるとよいでしょう。

場合によってはキャンセルということもあるでしょうし、問題なく予定通りということもあるでしょう。どちらにしてもドタキャンや連絡無しにキャンセルをするノーショウが一番困る訳ですから1本の電話で安心できるのなら簡単なことです。

もし電車が不通で、閉店時間になったら

一番判断に困るのが夕方から夜にかけて台風の勢力が増し、帰宅の足である電車が止まりお客様が帰宅難民となるケースです。

その後運転が再開されないまま閉店の時間が来た場合どうしますか?もちろん従業員もご主人も帰れません。外はまだまだ風が強く雨が降っています。

もしこんなケースに遭遇した場合、判断に迷います。ただ、暴風雨のなか大切なお客様を外に出すのも危険です。ここは一旦お会計を済ませて、飲み物だけの提供で風雨が収まるまでお店に留まって頂くのが最善策です。

その際、雨風が弱まったところで閉店しますのでと声を掛けておけばいいと思います。ちょっとしたおつまみでもサービスすればきっと常連さんになってくれるはずです。

~まとめ~

もし開店前に大きな勢力の台風が来ると予報が出ていたとします。時間帯によっては、営業を強行せず臨時休業にすることも選択肢の一つです。(従業員の為にも)

開店後であれば従業員、アルバイト、そしてご自身と交通手段が確保できているうちに決断する必要があります。

逆の発想で言えば、帰宅難民の皆さんが朝まで飲んで食べられるようお店を始発が動くころまで開けておくと言うのも一つの作戦です。

いずれにせよ事前のシミュレーションが大切です。その時になって慌てないよう予め答えは用意しておきましょう。

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