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飲食店舗でゴミの不始末は大家さんにもテナント管理責任がある?

飲食店-ゴミ-大家

Hans / Pixabay

賃貸室を飲食店に貸すと汚れるので貸したくないという大家さんが一定数いらっしゃいます。煙や油汚れを気にされてのことだと思いますが、なかでもゴミに関わるご心配が多いようです。

専用のゴミ置き場がない建物は、お店の軒先かコミュニティーの共同ゴミ置き場を利用してのゴミ出しとなります。その出し方をめぐって自治体や大家さんともめることがあるようです。今回は身近でほぼ毎日出るゴミについて考えてみたいと思います。

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飲食店のゴミトラブルはここで発生する

都内飲食店がゴミを捨てるには2通りの方法があります。一つは専門のゴミ回収業者と契約し回収にきてもらうケースと、東京都では区が発行するゴミ処理券をコンビニなどで購入し、ゴミ袋に貼って清掃局で回収してもらうケースです。

飲食店の場合、一般的には専門業者と契約を結び回収してもらうことがほとんどですが、Barや小料理店など生ごみが毎日出ない業態であれば清掃局にお願いするということもあるでしょう。

どちらの場合であってもトラブル(問題)となるのがゴミの出し方です。

  • ゴミを置く場所
  • ゴミを出す時間
  • ゴミの容器(袋)

概ね3つに大別できます。

< 場 所 >

コミュニティーで場所が決まっている場合を除くと、業者が回収に来る場合基本2者間(飲食店と回収業者)の取り決め場所となります。ここでのトラブルは、隣地にかかるような場所など境界線からはみ出していることが大半です。大抵は入居時に大家さんか管理会社から場所の指定があるのですが、お店側からも事前に確認しておきましょう。

< 時 間 >

お店が閉店した後にゴミを店先に出して帰る飲食店を見かけます。これは、回収業者が早朝取りに来るためだと思います。一方で、自治体のごみ回収では指定場所へ出す時間が指定されていることがほとんどです。これを守らないと住民からクレームとなります。自治体によっては個別に容器がある場合もあります。各自治体に問い合わせてみるのもよいでしょう。

< 容 器 >

必ず簡単なロックが掛かるものにしましょう。何故なら風で蓋が飛んでしまう場合やゴミを入れ過ぎて蓋がうまくはまらない場合などカラスや猫の餌食になるからです。それが原因で朝、ゴミが散乱していようものなら大変な近所迷惑です。当然大抵の回収業者はその状態を放置して行きます。

同時に、生ゴミから出る水分が流れ出さないようにしなければなりません。そうでもしないとゴミを出す場所が汚れたり臭いを発するようになりゴミを出させてもらえなくなるからです。

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飲食店の退去時に出る粗大ごみに注意が必要です

ゴミの責任は賃貸の場合、テナント側にあります。ですので大家さんには関係のないように思えます。ただ、テナントの退去時などに出た粗大ごみなど手続きをしないまま放置された場合は状況が変わってきます。本来手続と費用負担をすべきテナントが不在となると大家さんが代わって処分しなければならないからです。賃料を滞納して出て行くテナントなど請求のしようがありません。退去時のゴミには目を光らせる必要があります。

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飲食店テナントのゴミ回収どこに依頼すればいいのか

ネットで調べれば事足りるとお思いでしょう。ここではちょっとした裏技をご紹介します。

ゴミの収集業者は毎朝何件も飲食店をまわってゴミを回収しています。繁華街であれば朝の馴染みの光景です。近くの飲食店がどこを利用しているのか参考までに聞いてみましょう。場合によっては紹介をしてもらうとよいでしょう。

これは、わざわざ回収に来る業者よりもついでに回収してくれる業者の方が料金が安いという実態があるからです。また、紹介でお願いすると古くから利用している金額と同じにしてくれる場合があります。つまり値上げ前の金額です。意外と多いようです。

ゴミの回収業者は単発のゴミ収集にも応じてくれます。お店を明け渡す際に出る大量のゴミなど分別せずにパッカー車のような大型ボディーにドサッと詰め込んで持って行ってくれます。いわゆる産業廃棄物扱いです。彼らもプロですからお店の席数や面積からどれぐらいのゴミの量が想定されるかわかっているのですぐに見積を出してくれます。ましてや普段から付き合いのある業者であれば電話一本で回答してくれることでしょう。

大家さんが出来るゴミ対策とは

見える形でルール作りがなによりも大事です。これまで書いてきたまとめになりますが、場所(区画)、ゴミ出しの時間帯、容器(ロック付き)そして運用ですが、まずは入居時が最も肝心です。ここで甘い顔をするとクレームになってしまいます。できれば、書面にしたためて配布しましょう。

テナントがゴミで近隣ともめた場合大家さんにも必ずと言っていいほど降りかかってきます。ここはテナント任せにせず啓蒙活動を続けましょう。

~まとめ~

小さな飲食店となるとゴミの置場に困ることがあります。なんとかやり繰りをしてゴミ置き場を確保するのがいいのか、コストはかさむものの毎日取りに来てもらうのがいいのか悩ましいところです。幸いなことに日本ではゴミ出しに関してはよほどのことが無い限りお互い様の精神で成り立っています。だからこそ気が付いた人が簡単に掃除をするなどの気遣いで円滑な関係が生まれます。テナントも大家さんも義務ではなく奉仕の心で対処すればゴミ問題は繰り返すことはないでしょう。

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