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飲食店にとって子連れ客も対応を間違えると大変なことに!令和の解決法を考える

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Photo credit: Plasticboystudio on VisualHunt

豊洲に武蔵小杉、高層マンションンが立ち並ぶ人気のエリアとして有名です。街には子育て世代のファミリーで溢れ、平日のカフェはママ友グループが話に花を咲かせています。

週末ともなれば、どのレストランも小さなお子様連れのファミリーで賑わっています。そんな街中で意外な話を耳にしたのでが、小さなお子様同伴をお断りするお店やベビーカーでの入店を禁止しているお店が意外とあるというのです。

一体なにがおきているのか、また飲食店が配慮すべきこと、これから付き合い方など深堀して考えてみたいと思います。

Contents

飲食店が子連れを迷惑がる背景とは

大声を出す(泣く)、走り回る、食器を叩く(割る)などが飲食店側で子連れをお断りする大方の理由ではないでしょうか。

これらを許容できない人が増えてきたのは少子高齢化の負の産物だと考えられます。

人口が増えていた時代、子供たちの姿や声は街に溢れていました。他人の子供でもキチンと叱ることが出来る大人も大勢いました。

ところが、核家族化が進み子供が少なくなり始めた頃からご近所付き合いだとか身の回りで他人との関わりが希薄になったことがこの問題の根底にあるような気がします。

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飲食店がベビーカーを断るリスクを知る

ベビーカーでの入店を断るお店があります。ストレートに乳幼児や未就学の子供を遠ざけることが狙いなのか、店内のスペース的に置場が無い為そのようなお願いをしているのかははっきりしません。

このケースではお店側に思わぬリスクを生じさせる可能性があります。それは「車いす」への対応です。

昭和から平成になる時代バスや電車にベビーカーを持ち込む際は折りたたんで乗るというのが主流でありマナーとして張り出されていました。ご記憶の方も多いと思います。

ところがある時期を境に混雑した電車の中に子供をのせた状態でベビーカーが入ってくるようになったのです。以前の事が記憶にあればその行為を注意する人まで現れます。

実は一人で歩けない乳幼児が移動の為に使用する補助車がベビーカーであって、大人でも一人で歩けない人が補助車として車いすを利用するのとなんら変わらないという社会通念の変化から来ている現象です。つまり、障碍者に優しい社会はベビーカーにも寛容になったという話です。

ベビーカーお断りは車いすお断りとイコールなのです。決して表現を間違わないようにしましょう。

子供連れ客か常連客か、飲食店の対応は?

子供連れであろうとなかろうとお客様が来店されるということはお店にとって売上増につながる訳ですからお断りをする理由は見当たりません。

結局、子供連れが他のお客様に及ぼす影響が問題となるからお断りとなるのです。

静かさや落ち着いた雰囲気を求める方が集うお店、例えば老舗の喫茶店や客単価が高いレストランなどは、リピーターが減る、もしくは新規のお客様が来店されなくなるといった理由からお断りの措置をとっていると容易に予想出来ます。

言ってみれば満員電車の中で赤ん坊が泣くことを許容できない人たちが集まる場所ではそうなってしまうということでしょう。ここは店側としてどちらを選択するか悩むところです。

但し、子連れの制限をしないままに入店頂き、後になって他のお客様から苦情が出たとしてもそれが原因で退店頂くようなことは避けるべきです。

もしそのような事態に遭遇したならば、子連れのお客様に苦情の対象となる状況の改善はお願いするにしても、重要視すべきは苦情を言い出したお客様に対してのフォローです。お詫びついでに割引券や次回一杯無料券などを進呈して気持ちを納めて頂くことの方が大切なのです。

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飲食店で子連れお断りの代償 – Googleビジネスに書き込みも

飲食店が子連れお断りの宣言をするということは今まで通りの営業が続けられるということとも違います。少なからず、いや大きな影響が出てきます。

  • グルメサイトの書き込み
  • SNSでの評判
  • ママ友ネットワークの評判

今の時代グルメサイトにお店の宣伝を出していない飲食店はほぼないと思います。ご存知のようにお店を利用した人からの評価が並びます。その中に子連れお断りで入れなかったという書き込みや心無い中傷が並ぶことは覚悟しておかなければなりません。

そればかりかGoogleビジネスにも心無い書き込みが増える可能性が大きいことも覚えておいてください。

仮に、店先に子連れお断りの張り紙を出したとしましょう。その紙が写真にとられSNSで拡散されるというリスクも十分考えられます。

最後は、お断りを受けた場合ママ友ネットワークで瞬く間に広がり、ご主人やご親族にも口込みで広まる不名誉も覚悟する必要があります。

発想を逆転させて子連れ客を味方にする

飲食店では子供連れお断りから積極的に受け入れることで売上を伸ばしているところがあります。串カツの有名店です。お酒を出す居酒屋であるにも関わらず、店内をいち早く禁煙とし小さな子供が喜ぶ仕掛けを用意して子連れという難題を解決しています。これに倣わない手はありません。

例えば、一週間でお客様が一番来られない曜日は子連れ客に優しいメニューや割引を企画するアイデアやランチまでの時間帯など同様に子連れをターゲットにした企画をしてみてはどうでしょうか。

大手ハンバーガー店のハッピーセットのようにチョットしたおもちゃや子供が喜ぶものをプレゼントするだけで受け入れられ方が大きく変わってきます。そうなればリスクとなるSNSやグルメサイトも逆に味方にすることが可能です。

~まとめ~

飲食店からは少々離れますが、JRでも同様の取り組みが始まっています。お盆や年末年始ファミリーでの移動が多い時期に新幹線の車両を限定して子連れのファミリーばかりの車両を用意しています。

これまで苦情の絶えなかった問題を見事に解決したプランです。子連れ家族にとってもその他のお客様にとっても嬉しい解決策です。

令和の解決策としては、どちらかを切り捨てるというのではなく双方に喜んでもらえるところはどこなのかを考えることが繁盛店への近道と言えるでしょう。

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