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【繁盛アイデア満載】飲食店の11月は稼げる4つのイベントで集客・売上UPを狙え

コロナも第7波が去り、ウイズコロナ、アフターコロナを見据えて緊急事態宣言で疲弊していた飲食業界にやっとチャンスが巡ってきた11月。

干天の慈雨となるGo To イート。東京都は500億円もの予算を組んで、購入金額の25%増しで利用できるチケットを発行中です。

ランチもさることながら夜の食事や一杯に予約が欲しいところですね。利用する側も同じ値引きであるなら少し贅沢気分が味わえるお店や、人に話したくなるようなイベント性があった方が断然いいに決まっています。

そもそも、売上のあがる飲食店は、世の中のイベントや記念日に敏感です。イベントや記念日を利用することで、飲食店にお客様がつめかけ、そして口コミが発生するのです。

そこで、11月に4つのイベントにフォーカスします。

  • 11月11日 独身の日
  • 11月第3木曜日 ボジョレーヌーボー解禁日
  • 11月第4木曜日 サンクスギビング
  • 11月第4金曜日 ブラックフライデー

今年もクリスマスまでは約2ヶ月程、以前は12月にならないとクリスマス装飾はしなかったのですが、赤坂にあった大型ホテルが11月20日前後に地上39階の建物をラッピングしてクリスマスイルミネーションを灯して以来徐々に早くなり、今ではハロウィンの後はクリスマス商戦スタートと言われるまでになっています。

クリスマスまではチョット時間のあるこの時期、名前の付いた4つのイベントをうまく利用して集客・売上アップに繋げられるようアイデアを絞ってみましょう。

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Contents

1.11月11日 独身の日

日本で11月11日といえば、ポッキーの日ですが中国では違います。「独身の日」です。

もともと中国が発祥の「独身の日」、つまり独身やシングルを連想させ、その数字が4つ並ぶ日を独身の日と呼んでいるようです。

2009年頃から中国のECサイトアリババが、家でパソコンにかじりついている独身の若者向けにセールを仕掛けたところから話は始まり。
当初は30店舗にも満たない規模のセールが年を追うごとに大規模になり、2021年には1日で15兆6,000億円もの売上を達成しています。ピンとこないと思いますが、東京都の一般会計予算を遥かに上回る額です。

日本でも、楽天、ヤフーショッピングをはじめ各社同日に同様のセールを仕掛けようと躍起になっています。

若干セールの日(商品を売る)というイメージの方が強いのですが、食品を扱う飲食店であれば例外ではありません。自家製の食品をECサイトで売り出すチャンスです。

年々商品が増え、値引き幅も5割に達する商品もあるようですが、なんといっても10日から11日へと日付が変わる瞬間に放出される目玉商品を狙って一気にヒートアップします。

2.11月第3木曜日 ボジョレーヌーボ解禁日

毎年11月の第3木曜日がボジョレーヌーボの解禁日です。
今でこそ人気は下火になっていますが、飲食関係の大人イベントということで大手酒造メーカーや輸入代理店などがこぞってイベントを仕掛け、一時はどの和風の居酒屋を覗いても解禁日に合わせてワインが並び、大手スーパーマーケットでもプラスチックの容器に入れられて売られていたほどです。

やや大衆化した感はありますが、逆にボジョレーヌーボという商品名はしっかりと市民権を得ました。意外とこの日を待ちわびるファンも根強くおり、洋であれ和であれ特別メニューで第3木曜日をイベント化するアイディアはまだまだ通用します。

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3.11月第4木曜日 サンクスギビング

毎年11月の第4木曜日がサンクスギビングデイ。
あまり日本にはなじみが薄い日ですが、アメリカではこの日を休みにする企業がほとんどで、木曜から日曜まで連休にする会社が数多くあります。

さてこのサンクスギビング、もともとアメリカ大陸に移住してきたイギリス人が始めたとされる行事で、移住後にはじめて収穫できたことを神に感謝するとともに、大陸での作付け指導をしてくれた先住民であるアメリカ人に感謝のご馳走を振る舞ったことに由来しています。

さてこの日の定番料理は「七面鳥のロースト」と「パンプキンパイ」などが代表的。
日本でも丸焼きのチキンを出す飲食店がようやく出始めましたがまだまだメジャーではありません。
日本の台所では大型のオーブンを備えたお宅はまだまだ少なく、ここは飲食店の出番ということでしょう。オーソドックスな料理をテイクアウトや宅配でデリバリーするのがウイズコロナのアイデアです。

単にサンクスギビング割引などを企画するのもいいのですが、スタンプラリーのように何店舗かと組んでキャンペーンを打つのもアイディアとしはおもしろいと思います。近くの飲食店オーナー同士で案を練ってみてはいかがですか。

4.11月第4金曜日 ブラックフライデー

11月の第4金曜というより、サンクスギビングの翌日がブラックフライディーです。ブラック○○デイと聞くとすぐにブラックマンデイという株価が大暴落した不吉な日を連想しますが、こちらは小売店が皆「黒字」になる日という意味でつかわれています。

そもそもこの日はサンクスギビングと切っても切れない日で、中国でいう「独身の日」のような日なのですが、若干異なるのが中国がアリババなどのECサイトが中心なのに対し、アメリカではウォルマートなどの実店舗での販売が中心です。
とは言えアマゾンなどECサイトも近年力を入れており、アメリカの好景気を背景に今年も連休中にオンラインも含め1兆円を超える規模です。
日本でもブラックフライデーブームを巻き起こそうと大手スーパーやECサイトが宣伝に余念がありません。日本でのブラックフライデーは平日となりますが、翌日の土曜日と日曜日をセットにして企画しています。
25日の金曜はオールタイムハッピーアワーにしたり、全品均一価格にするなどお得感の演出以外にも、どこかのECサイトや実店舗で買い物のレシートを持参すると割引にするだとかアイディア次第で飲食店も集客が可能です。

~まとめ~

飲食店の集客は何かを材料にお客様に提案、提供する仕掛けがとても大事です。
イースターが不発に終わってもサンクスギビングはもっと趣向を凝らしてメニューを考え予約制にしたり、もしくは割り引いたり、何かをプレゼントしたり、出会いの場所を演出したり普段よりもお店とお客様の距離が近くなるようなイベントを続けることがポイントです。

ウイズコロナの今、積極的な店頭販売や宅配デリバリーに力を入れましょう。

また、11月の集客は忘年会や新年会につながります。イベントや記念日を利用することで、お店にはお客さまがあつまり、そして口コミが発生します。この口コミは12月の忘年会や1月の新年会につながります。「あの店毎年なにかやるよな」と認知され始めるころから一気に盛り上がってきます。継続は力なりです。

11月の集客、がんばってください。

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