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TDLでも復活!飲食店の春は イースター ( 復活祭 )イベントで集客~参考料理までも~

飲食店-イースター-4月

NoName_13 @ Pixabay

このところイースターという名前をよく耳にするようになりましたが、まだまだ日本人には馴染みの薄いイベントです。とは言え同じキリスト教のお祝いでもクリスマスはすっかり定着しています。

ところでイースターと聞いて引き合いに出されるのが10月31日のハロウィンです。こちらもすっかり秋のイベントとして近年急に根付いた感があります。

春のイースター、秋のハロウィンの並び具合から言ってどちらもキリスト教の由来と思われる方が多いようですが、ハロウィンは10月31日を一年の最終日つまり日本でいう大晦日としていたヨーロッパのケルト人の祭りが起源だと言われています。

さて、今後ブレークが予想されるイースターについてちゃんと理解し、この4月に飲食店としてイベントに組み入れる方法を考えて見たいと思います。

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そもそもイースターとはいつなのか

クリスマスやハロウィンの様に毎年決まった日ではないところがこのイースターのポイントです。そのことが今までイースターを分かりにくくしている部分でもあります。

日本でも似た様な夏のイベントがあります。「土用の丑」です。これと同じように今年はいつだろうと気にするぐらい定着すれば皆さんが待ち望む日となりますのでイースターも大いに可能性があります。

さて、そんなイースターですが、基本的に日曜日となります。2023年は4月9日(日曜日)です。

ではどのように決まるのか見てみましょう。

起点となるのが春分の日です。次にその日以降で満月となる日が第二のポイントです。その満月から数えて最初の日曜日それがイースターなのです。ただこれには大きなポイントがもう一つあります。

実はイースターを決める暦が2つ存在すからなのです。一般的に西暦という呼びかたをする暦はグレゴリオ歴といってカトリックやプロテスタントなどが所属する「西方教会」が使用しているのに対し、ギリシャ正教が属する「東方教会」はユリウス暦というものを使っているため毎年ズレが生じているのです。2023年もグレゴリオ暦が4月9日なのに対しユリウス暦は4月16日となります。余談ですが、2025年には二つの暦がピタリと重なり同じ日となるようです。

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イースターは何をする日

イースター、別名復活祭と呼ばれています。簡単に言うと十字架に掛けられて息絶えたキリストが生き返った日を祝うものなのです。言ってみれば奇跡を起こした日なのです。

古来この日を家族で過ごし特別な料理を作って食べたようです。その象徴的なものが卵を使った料理です。卵は生命の源、誕生を意味する復活になぞらえたものとして扱われているようです。

最近では、カラフルに色づけされた卵、イースターエッグのディスプレイも増え、見かけるたびにイースターを意識するようになってきています。

イースターといえば

もう一つイースターを象徴するアイテムがあります。それはウサギです。ウサギは子供をたくさん産むことから子孫繁栄の象徴とされイースターには欠かせないものの一つです。先日TVを見ておりましたところディズニーランドでもコロナで中止していたイースターを冠したイベントを3年ぶりにおこなうようで、ウサギの耳がついたカチューシャをいくつも取り揃えてイベントを盛り上げる企画をしておりました。

つまり、イースター(復活祭)は卵とウサギで盛り上げるというキーワードのようです。

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イベントの考え方

本来なら二つある暦の関係で二つのイースターに挟まれた期間はイベントのキャンペーン期間として活用できます。クリスマスにせよハロウィンにせよ海外から輸入したイベントはその日が到来するまでの期間を十分に盛り上げる習慣が日本にはあります。

これに倣ってイースターも4月に入ればすぐにイースターウィークということでキャンペーンを張ることが出来ます。

海の向こう本場のイースターはどうでしょうか。本物の卵はもっぱら料理として使われ、装飾として飾られる卵はもっぱらチョコレートで出来ていてキレイな装飾にくるまれているものがほとんどです。

これは小さな子供たちや集まった人たちにむけてのプレゼントの意味合いがあり時代と共に変化していったようです。また、子孫繁栄や生命の誕生に強く紐づいているイースターはポロポーズの日に選ばれることも多いようです。

男性からプレゼントしたチョコレートの卵を割ると婚約指輪が出てくるといった演出があるようです。なにやらバレンタインデーを思い起こさせるエピソードです。多分日本でも同じような流れになって行くのではないでしょうか。

こんな料理はいかが?

飲食店では、カジュアルにランチや卵料理をふんだんに用意していつもと違うメニューで集客をすることがメインとなるでしょうし、イースターならではのメニュー、つまり普段食卓や外食店でも見かけないものがお客様の興味を引くのではないでしょか。

マフィンにベーコンを敷き、ポーチドエッグを載せ、自家製マヨネーズに似たオランデーズをかけて頂くエッグベネディクトなどは名前は知っているけど食べたことが無いといたものではないでしょうか。

加えてカラフルなチョコレートエッグをデザートに出せば十分にイースターの雰囲気は味わえると思います。

まだまだ日本では始まったばかりのイースターですが、近年のハロウィンや恵方巻など飲食業界や食品業界の大手が力を入れて宣伝を始めると一気に火がつく可能性を秘めています。今からイースターの草分けとしてイベントに取り組んでみてはいかがでしょうか。

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