飲食店は地域振興とまちづくりで繁盛する
あなたが飲食店のオーナーならばまちづくりレベルでお店のことをかんがえませんか。
この記事は、投稿者の経験に基づき 飲食店の繁盛事例から、飲食店の繁盛のコツをまとめてみました。ぜひ参考にしてください。
田中 友尋(一般社団法人横浜バークルーズ 元代表理事)
Contents
飲食店は地域振興とまちづくりで繁盛する
「儲かる飲食店にしたい!」お店のオーナーなら誰でもが思うこと。
チェーン店と異なり小さな飲食店が儲かるためにはさまざまな工夫が必要
その工夫の中で、地域振興とまちづくりを活用し繁盛させることができるのです。
飲食店 繁盛 事例 と 飲食店 繁盛 のコツ
これは 私の体験談に基づく記事です
横浜バークルーズという団体からの成功体験
2010年に私は横浜の街の方と Barの発祥の地 横浜で 横浜バークルーズという会社を立ち上げました。
もともとは横浜の観光コンベンションビューロの観光開発部会の分科会で議論されたJazz&Barが始まりです。
Jazz&Barの街として「渡り廊下」と言われる 吉田町が最初のバークルーズでした。
当時流行っていたまちおこしや街コンとは違い。
異性の出会いと交流ではなく
お店や街との出会いと交流をテーマ(理念)としていました。
横浜バークルーズは毎年 街を決め 街ごとにあるBar店さんのご協力
いただき年に3回開催をしていました。
- 吉田町
- 野毛
- 中華街
- 石川町
- 横浜(南幸)
カタチをつくり成功させました。
儲かっている飲食店は地域は知っている
バークルーズでの学びは「儲かっている飲食店は地域を知っている」
繁盛店としての条件や繁盛店としての法則を知っています。
これは飲食店を個店として捉えるのではなく、それぞれの飲食店の特色を生かし皆で盛り上げ、楽しみ、儲けるという。
飲食店、お客さん、地域 皆が喜ぶ儲かり方が大切なのです。
大手にはできない飲食店同志儲け文化
街にある小さな繁盛店の飲食店オーナーは大手飲食店チェーンにはできない「繁盛店のコツ」で行動しています。
それは 同じ街の飲食店同志の交流
この交流が、儲かる飲食店地域の法則なんです。
交流????
キーワードは、はしご酒とお返し
飲食店同志の交流、キーワードは、はしご酒とお返しです。
自分のお店にたくさんのお金を落としてもらう のではなく 街の飲食店にお金を落としてもらうことです
街を知らないお客さんはどうするのか?
お店の人が他店をおすすめ、つまりタブーであるライバル店をおすすめします。
おすすめされたお店は、そのお返しを他店にします。
そんな文化が街に染み付いている。
そしてお店をぐるぐるとはしごすると街全体で常連のコミュニティができあがるのです。
競合から共合する飲食店同志になろう
私の知人で将来飲食店オーナーを目指している女性がいます。
彼女曰く「本日はお仕事おやすみですからパトロールに行ってきます!」
パトロールって?
横浜の南幸、鶴屋町、野毛、吉田町などでは普通の活動
他店に尋ねてお金を使って仲良くなるということです。
この女性だけがこの活動をしているのではなく、横浜の儲かっているお店地域やオーナーは普通に活動しています。
競合ではなく共合。
横浜のある下町では、お店が終わる深夜には町の自治会館に飲食店オーナーが集まってミーティングを開催していたりします。
まとめ:飲食店は地域振興とまちづくりで繁盛する
いかがでしたか?「飲食店は地域振興とまちづくりで繁盛する」という記事
飲食店の個店より地域で考える、点より面。
面白いまちづくりで街ができれば地域振興で飲食店が活性化されます。
飲食店 繁盛させたいのなら、街ごと繁盛させてしまいましょう。
<筆者プロフィール>
田中 友尋
横浜でWebコンサルティング会社 株式会社ハマ企画(横浜市高島2丁目10-13横浜東口 ビル 708)を経営
Bar発祥の地で一般社団法人横浜バークルーズを立ち上げた(元代表理事)