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東京メトロ千代田線「湯島駅」付近を散策してみました
湯島駅は、東京都文京区湯島三丁目にある春日通り沿いの天神下交差点の地下にあります。
文京区湯島三丁目に隣接するのは、台東区上野一丁目、台東区上野二丁目です。つまり、文京区の一番端になります。上野を歩いているつもりでも、いつの間にか知らぬうちに湯島を歩いている、そのぐらい近い場所に湯島はあります。
周辺の有名な駅と言えば、JR上野駅、JR御徒町駅、銀座線上野広小路駅、大江戸線上野御徒町駅などがあります。さらに少し歩けばJR秋葉原駅があるなど、徒歩10分圏内で行ける駅は複数あり、交通の便だけみてもとても良い場所になります。
しかし、知名度の低いイメージの湯島。
確かに住所だけを聞くと事務所、住宅、商業が混在している立地柄、取り分け何が多い場所とも言えず、中途半端な場所とも言えます。
但し、冒頭でお話したように、隣接する台東区上野には、上野公園、アメ横など有名な観光スポットがたくさんあります。そこへ徒歩5分程度で行くことが出来ます。そこには、松坂屋上野店南館跡地に、2017年(平成29)11月、上野御徒町に「パルコヤ」「TOHOシネマズ」が入居する「シタマチ.フロント」複合ビルが竣工しました。
他にも大型オフィスビル、ホテルの竣工と、隣接する湯島も今後は注目を集める可能性があるエリアです。
今回は、そんな湯島を散策してきました。
上野恩賜公園と湯島天満宮(湯島天神)
湯島三丁目、春日通り沿い天神下交差点。この交差点を超えるとすぐに上野恩賜公園と不忍の池が広がっています。
上野恩賜公園不忍の池方面入り口です。ご存知の通り有名な観光名所の一つです。上手く写真が撮れませんでしたが、平日のわりに観光客や地元の方達で賑わっていました。
湯島駅から西へ少し歩くと、湯島天満宮(湯島天神)が見えてきます。
学問の神様として有名な菅原道真を祀っている神社です。受験シーズンには多くの学生達が合格祈願に訪れます。休日には学問成就を願う方達や観光客で賑います。
湯島天神の道路を挟んで向えには旧岩崎邸庭園が広がります。三菱財閥を開いた岩崎家の邸宅では、和館の一部でお茶やお菓子をいただけるようです。その関係なのか、すぐお隣に谷根千があるためか、散策の合間の休憩としてちょっと休める和風のお茶屋を多く見かけました。
上野御徒町方面へ歩いてみました
この周辺の裏道は、昭和レトロな古い建物や新しいマンションが混在しており、中小企業の事務所や住宅は多いのですが、飲食店舗は少ない場所になります。大通り(秋葉原と上野を結ぶ中央通り)沿いには、以前見られなかったような大型オフィスビルも進出しています。
今後の湯島について考えてみました
長く確実にビジネスを続けていける街の条件とは何なのか。現段階では周辺に比べ賃料相場がまだまだ控えめな湯島・上野一丁目周辺は飲食店を開業する上で穴場と呼べる立地です。就業人口増加が着実に増え、まだまだ注目を集める場所になるのは間違いないでしょう。