飲食店の従業員 定着率をあげるには

飲食店の従業員 定着率をあげるには
今回はあなたのお店に従業員が定着してもらえるコトについてお伝えします

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 飲食店の従業員 定着率をあげる

飲食業界では人手不足が叫ばれるようになって久しいのですが、もう一つ深刻な悩みがあります。

それは定着率の低さです。

お金をかけ広告も出し、ようやく見つかった従業員やアルバイト。それなのにすぐに辞めてしまうこともあると聞きます。
雇う側からしてみれば何が不満だったのか聞いてみたいと思うハズですが、お店を辞めますと電話一本かかって来たきりで、連絡が取れなくなることが多いと言います。
そればかりかSNSが普及した昨今では、メッセンジャー一本で連絡があることも珍しくなくなってきたようです。

これまで店サポでは、社会保険や労働保険など働く環境について考えてきましたが、人それぞれ異なる辞職理由にもう少し踏み込んだ内容の環境を用意して行かなければならないのではないかと考え始めています。

今回は、定着率を上げるため従業員、アルバイトにどうやって働き続けるモチベーションを起こさせるか考えてみたいと思います。

飲食店の人手不足解消 アルバイト定着作戦

従業員とアルバイトでは何がちがうのか

端的に言えば正規雇用(従業員)と非正規雇用(アルバイト)の違いです。
つまり雇用期間に定めがないのが正規雇用で雇用期間に定めがあるのが非正規雇用つまりアルバイトです。非正規雇用という枠組みだけで考えると、パートタイムや1ヶ月以内の期間働く形態では日雇い労働者という働き方も範疇に入ってきます。

今回は飲食店業界でポピュラーな働き方つまりアルバイトを非正規雇用と呼びます。逆に正規雇用の形態でも契約社員や嘱託社員などではなく、あくまでも正社員と呼ばれる方を正規雇用と呼びます。

一般的に時給で給料が計算されるのがアルバイトです。
つまり働いた分だけ給料がもらえます。一方正社員である従業員は月給制です。有休休暇を使えば、仕事に出なくても給料は減ることはありません。ここは大きな違いです。もっとも、アルバイトであれ正社員であれ残業代は同じように時間給で計算されます。

アルバイトが感じるモチベーション

アルバイト達はなぜその働き方を選択したのでしょうか。人により理由は様々でしょうが、一つ言えるのが、アルバイト以外に時間を使いたい何かがある場合が多いということです。それは、学業だったり音楽(ミュージシャン)だったり趣味だったりです。

とはいえ正社員でも思うように給料が上らないせいか、正社員でありながらアルバイトを認める企業が出始めています。今後はそういった方も増えるかもしれません。

そんな働き方のアルバイトは長く一カ所で働く傾向にあります。

その理由はメインの時間を使う場所に近いという理由や働く時間帯(早朝や深夜)や長さも重要な要素です。
だからこそ自分にあったアルバイトが見つかると長期に働いてくれます。逆のいいかたをすれば、我慢してまで職場を選ばないともいえます。

つまり働き始めて違和感がどこかにあればすぐに職場を変えてしまいます。ここが定着率が上がらない元凶なのです。

アルバイトに対するモチベーションのあげ方

ではどうすれば彼らのモチベーションをあげることが出来るのでしょうか。

ある居酒屋チェーン店では、アルバイトにもボーナスを支給すると聞きます。
また勤続年数やトータルの出勤日で一定数を超えると自動的に時給が上がるシステムをとっているところもあります。

確かに参考となる取り組みですが、個人店ではなかなかハードルが高いように思います。

例えば次のような取り組みはどうでしょうか。

お店の売上をアルバイトと共有するのです。その理由は、目標設定にあります。今月売上がいくらいくら達成したら働いた日数に応じて時給をアップすることを約束するのです。

同じ労働時間で売上が上がれば時給単価が上がるとなればアルバイトももう一杯、もう一品のオーダー獲得に精を出してくれることだと思います。

そうなればお店もアルバイトもWinWinです。だからと言って目標に達成できなかったから時給単価を下げるのは違法です。

ここだけはおさえておきたい 飲食店 アルバイト雇用の基礎知識 

正社員が感じるモチベーションとは

正社員が飲食業で働き続ける際に疑問を感じるのが、将来への不安だといいます。このまま働き続けて一体収入はどうなるのだろうか、今は独身だけれど結婚して子供が生まれたら生活は大丈夫なのだろうかといった生活設計についての不安です。

これは多かれ少なかれどの業界にも共通するのですが、手に職をつけた料理人は時として一緒に働いている人たちを引き連れて独立という事態に繋がることを念頭に置いておきましょう。もしそのような事態となれば経営サイドとしては寝耳に水、最悪閉店に追い込まれてしまいます。

ここで参考にしたいのが鳥貴族方式です。従業員でもアルバイトでものれん分けを積極的に行い店舗数を伸ばしています。現在の首脳陣はアルバイトから入社された方々です。

自分のお店をださせて経営をすることでモチベーションをあげる

つまり二号店、三号店を出す準備を目標に一緒に経営をすることが一番のモチベーションとなるのです。

物件の賃借から内装まで現在の経営陣が借入から立ち上げまで支援してあげればいいのです。最終的にはのれん分けという形で、月々の売上の中から最初にかかった分を返済してもらえば更に次の店舗、次の正社員育成に繋がります。

最近お話を聞くことが出来た飲食店経営者の方がこんなお話をされていました。

それは、飲食業界の閉鎖性のことでした。その最たるものが古くから受け継がれる修行という名の労働搾取だと言います。
技術を教える見返りに安く労働力を提供させる徒弟制度のような飲食店の修行現場、時に技術は盗めだとかわざと開示をせず長期間拘束することとなります。

マニュアル、デジタルという時代にこれでは若い人はついてきません。
個人経営の飲食店といえども経営感覚を持ち、働く人たちの活用術の勉強に売上に応じた報酬を考えないと人手不足の窮状はいつまでたっても解消されないでしょう。

飲食店の働き方改革でアルバイトが集まる

 まとめ:飲食店の従業員 定着率をあげるには

飲食店の従業員 定着率をあげるには、飲食店経営者が工夫をすることが大切です。

従業員であれアルバイトであれ、お店をもりあげる仲間です。
メニューや店内の工夫と同じく一緒にお店をもりあげる仲間づくりがお店づくりとなります。

従業員を皿洗いや配達係ではなく、仲間として…

飲食店の従業員、定着率をあげるにはお店づくりとして飲食店経営者が工夫をすることです。

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