飲食店 本気で考える小規模店舗の分煙対策 東京都助成金を活用する


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はじめに

ロンドンにいる友人が帰国したというので久しぶりに会いました。いつもの飲食店で酒を酌み交わしていると面白いことを言い出したのです。

「日本は恵まれているよな」

「どこが?」

「こうやって飲食店で飯を食べながらタバコが吸えるんだから」

どうやら海外の喫煙事情は我々が思う以上に厳しいようです。

飲食店舗 の喫煙、分煙の現状

東京都は平成20年度と25年度に「 飲食店舗 における受動喫煙防止に向けた取り組み状況調査」を実施しています。大規模 飲食店舗 での禁煙や分煙の取り組みは進んでいるものの、20席未満の小規模 飲食店舗 ではスペースや資金の関係で7割近くが何もしていないとの調査結果でした。

行政が神経をとがらす理由

東京都では、受動喫煙防止ガイドラインを設けてレストランなど公共の場所における原則禁煙の方針を定めています。但し罰則規定はありません。しかし、2020年のオリンピック誘致にあたり、IOC(国際オリンピック委員会)との話し合いの中で連携を図るWHO(世界保健機関)の存在があったようです。要は罰則付きの禁煙条例がない先進国は日本だけだということです。

宣伝不足の助成金

助成金の存在があまり知られていないようです。東京都では小規模 飲食店舗 の分煙を後押しする助成金を用意しています。その名もズバリ

「外国人旅行者の受入れに向けた宿泊・飲食施設の分煙環境整備補助金」

http://www.gotokyo.org/jp/administration/h27/20150717.html

中小の 飲食店舗 に対し、分煙、喫煙室設置のための費用について

対象となる経費の5分の4以内で、1施設につき300万を限度に支出されます。もちろん助成金なので返済義務はありません。

今後

タバコ天国日本も健康保険料削減の為にオリンピックを追い風に厚生労働省が騒ぐことは十分考えられます。毎年くすぶるタバコ増税もまた然りです。

ところで、くだんの友人に日本土産は何を買ってゆくのかと尋ねたところ、「タバコ」と即答でした。ロンドンのタバコ1箱2,000円だそうです。そこまでしてと思うのは私だけでしょうか?

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