Summary- まとめ -
- 多言語接客支援ツール
- 音声翻訳デバイス
- 多言語サイト制作サービス
- クレジット決済
コロナ感染症予防対策で入国が制限されていた外国人観光客の入国が撤廃されました。街にはキャリーケースを引く観光客や銀座、浅草、渋谷で多くの外国人を見かけるようになりました。もはやウイズコロナ時代に突入といった感じです。
コロナ前には、日本に海外から来る観光客向けの多言語メニューやピクトグラムについて多くの反響をいただきました。既に導入済みで、効果の程を伝えてくださったり、具体的に何を利用すればよいのかという問合せなど飲食店がインバウンド対策に本気になったことを思いだします。そこで今回店サポで取り上げる題材は、多言語化やキャッシュレスに向けた具体的なサービスを紹介していきたいと思います。コロナの間に忘れかけていた外国人観光客向けサービスをもう一度おさらいして、ご自身のお店にフィットしそうなものが見つかれば幸いです。
Contents
多言語接客支援ツール
インバウンドで一番気になるのはなんといっても言葉の問題です。英語なら少々という方でも、韓国や中国語はチョット、タイやマレーシアといった国の言葉は聞いたことも無いと言う方ばかりでしょう。
海外と違い日本の商店街は、日本人でさえ迷うこともあります。気軽に電話で道案内という訳にもいきません。ましてや、料理の説明や美味しい食べ方などコミュニケーションが取れないことで魅力は半減してしまいます。そこで登場するのが接客支援ツールです。
QRTrancelate.me https://jp.qrtranslator.com/
こちらのサービスは、特色やメニューなどをQRコード化し、観光客の持つスマホで中身をチェックできるサービスで。一番の特徴は、観光客のスマホがどの言語を使っているかを自動的に判断し、表示すると言うものです。
ですから、外に出し看板にQRコードを張り付けておくだけでどの国の人でもお店のサービスを知ることが出来ますし、店内のメニューもこのQRコーだけで翻訳をしてくれます。現在15ヶ国以上もの言語に対応していて、関空や景勝地の案内に利用されているようです。
音声翻訳デバイス
こちらは、個人の海外料やビジネス、接客にも活用できるオンライン翻訳機を提供するサービスです。ハンディータイプの本体に向かって話しかければ選択した言語に変換してくれます。こちらのサービスでは42ヶ国語に対応可能です。
https://www.airserve.co.jp/service/communication-device/travelephone-rental/
さきほどのiliインバウンドが小型店舗向けの翻訳機だとするとこちらは団体客など比較的人数の多い観光客に向けた翻訳機です。観光客それぞれにトラベルイヤホンを持ってもらえば、一人が話す日本語を一斉に翻訳して内容が伝わります。逆にトラベルイヤホンを持つそれぞれの方の発言も同時に翻訳されますので一度に多くの人とのコミュニケーションが可能です。
多言語サイト制作サービス
ジェイスリー 多言語サイト制作サービス https://www.jaythree.com/inbound/
こちらの特徴は、日本在住の外国人ライターが自ら感じた日本の良さを観光客と同じ目線で制作に取り組んでくれるところあります。制作実績をみても日本時には作れないクールな仕上がりとなっています。
QRコード・クレジット決済
アジアことに中国、韓国では現金やクレジットカードを持たずにスマートホンを使ってQRコードを読み込むことで決済を済ませる方法が日常的です。アリペイやwechatペイメントがそれらのサービスを提供しています。中国からの観光客が手にする銀聯カードはクレジットカードではなくデビットカードなのです。つまり使用した瞬間に自身の銀行口座から現金が引き落とされる仕組みです。
やはり自国で慣れ親しんでいる決済方式であれば観光客も安心です。
Alipay(アリペイ) https://www.alibaba.co.jp/service/alipay/
WeChat Payment https://www.jc-connect.co.jp/service/support.html
外国人観光客のなかでも現金と答える方も多いようですが、欧米のツーリストはやはりクレジットカードが主流のようです。
日本でもかなり普及していますが、VISAやmasterなどメジャーなカード決済は出来るように準備したいものですね。