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飲食店のゴミ回収はどこに頼べばいい?優良業者の選び方教えます

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Photo by MinatoCtiy

飲食店と契約し、お店で毎日出るごみを回収、廃棄をする会社の方とお話をする機会がありました。

このゴミ収集の世界で勝ち残るには知恵と工夫が欠かせないと力説されておられました。なかでも回収を行う時間帯とそのルートをどの様に組むかで勝負が決まるとのことです。

どうやらその会社は、交通量の少ない深夜3時前後に回収を開始して、渋滞を避け、ゴミを回収に行くルートを出来る限り左回りにしていると伺いました。

交差点の右折で時間を取られない為の工夫だと言います。この二つを組み合わせ最短時間でゴミを回収できれば、1台あたりで回収できる拠点の数が、収集車のキャパシティー一杯になるまで回れるそうなのです。結果他社との価格競争で優位に立てるとおしゃってました。

さて、飲食店がゴミの収集を業者に頼む際、価格の安さだけでいいのかという疑問が残ります。今回はそういったゴミ業者の実態を踏まえどのように選定すべきなのか考えてみたいと思います。

Contents

飲食店が選ぶゴミ収集業者の要件とは

これらの業者は必ず行政からの許可を得て仕事をしています。ですので、まず免許を持っているかどうかが入口となります。

  • ゴミ収集・運搬(一般廃棄物)・・・区の許可
  • その他のゴミ(産業廃棄物)・・・都の許可

無許可で他人のゴミを収集、運搬した場合は、その業者だけでなくゴミの処理を依頼した飲食店までもが処分の対象となります。

さらには、表面上はゴミ収集業者と名乗りながら、代理店のような形で排出事業者と収集運搬業者又は処分業者との間を取り持つ業者もいます。もちろんこれも処分の対象となります。ですから許可を得ているかどうかは重要なのです。

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見積金額の根拠は?はどのようにして出るのか

一般的にゴミ収集業者のホームページを見ても価格が表示されていないことが多いと思います。これにはいくつか理由があります。

  1. 収集の所在地
  2. 飲食店の規模
  3. ゴミの排出量
  4. ゴミ収集の頻度

当然ですが定型の品物ではないのでどの飲食店も一律いくらということにはなりません。概ね4つのポイントを踏まえて金額が出てきます。

特に飲食店の所在地や収集頻度は価格に大きく響いてきます。何故なら近隣に現在収集中の飲食店があればついでにまわれますから安く済みますが、わざわざまわって行くとなると業者も考えるでしょう。

また、月曜から金曜日まで(さらに土曜、日曜も)毎日回収に向かうのと週2ではやはり見積額が大きく変わってきます。後は、業種、席数で経験から大よそのゴミ排出量の想像が出来ますので見積はネットでもOKということです。

もし、現在飲食店を経営していて、一度相見積をとってみたいと思うのであれば、現在契約中の会社が毎月交付する処理実績表を見せればすぐに金額が出てきます。

一般論ですが、収集業者が保有するゴミ収集車の台数が多いところほど代金は安くなる傾向にあるようです。一度比較なさることをお薦めします。

トラブルに対する対応の違い

冒頭で、ゴミ回収業者は安いだけでいいのかという問題提起を致しました。これについて話を進めたいと思います。

ゴミ回収業界は、長らく3K(キケン、キタナイ、キツイの頭文字)と呼ばれ人材不足に悩んできました。最近は海外から日本に働きに来ている方々が縁の下の力持ちとなって支えてくれています。

そういったこともあるのかもしれませんが、コミュニケーション力が不足していることで、収集現場において近隣住民とトラブルになることもあると聞いております。

まずはこの背景を踏まえた上でゴミ収集の現場で耳にする代表的なトラブルについて対応策を見てみましょう。

  • ゴミ収集の際に袋から漏れる液だれを起こした場合の処置
  • ゴミ収集の際にコミュニケーション不足からくる気遣いや配慮の無さでトラブル
  • 飲食店で働くアルバイトも外国人の為分別が上手くできない
  • 粗大ゴミを処理したいのに、すぐに取りに来てもらえない
  • 可燃ゴミ以外に出したゴミのマニフェスト伝票が貰えないことがある

これらは飲食店で働いたことがある方なら心当たりがあることばかりだと思います。生ごみ以外で、再生紙、ミックスペーパー、雑誌の分類やビン・缶などの分別など相当面倒ですがこれをちゃんと分けないと収集業者もゴミを捨てさせてもらえなくなりますのである種共同作業とも言えます。

また、産業廃棄物扱いのゴミは必ずマニフェスト伝票というものを発行しキチンと処理されたことを証明するのですが、これを交付しない手抜き業者もあるようです。不法投棄防止の観点からもルーズな業者は避けた方が無難です。

ゴミ収集現場を実際にご覧になるケースは少ないと思います。早朝だったり夜中だったりですから。

液漏れや暴言といったクレームに対する予防策はいかにも分かりやすく解約の対象となりやすいことから各社マニュアルを作成しドライバーに対する啓蒙活動を行っていると聞きます。

もし回収現場での不安があるようなら率直に質問されることです。シッカリした業者は必ず回答を持っているはずですから。

~まとめ~

ゴミが毎日出ることに違和感のある方はおられないと思います。ただゴミの排出量を何とかしたいと問題意識をお持ちの方は多いと思います。

ある調査によると、日本国内で流通している食品の総量は、年間8,294万トン程なのだそうです。このうち食品に由来する廃棄物の量が2,775万トンにもなるようです。さらに、この廃棄物の中で、まだ食べられるにも拘わらず捨てられている食品、つまり食品ロスが、平成26年度推計でなんと621万トンにも上ると言う調査結果が出ています。

この621万トンという数字は、東京都民1,300万人が1年間に消費する食品量に匹敵します。毎日のゴミを減らすことが結果食品ロスを減らし、環境に優しい街づくりに繋がるのです。ゴミ回収費を削減する工夫は意外なところで繋がっているのです。

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